わざとな気がして来た・・・

ボディリペアのために絶賛入院中のぴんぽるですが、こう言う時に限ってドライブのお誘いが多いです。３日前に「夜に峠にドライブ行きましょうよ！」とお誘い下さった後輩のＲ君、「久しぶりに首都高行かない？」と昨日誘って下さった車友達のＩさん・・・

お　前　ら　知　っ　て　て　や　っ　て　ん　だ　ろ　？

こっちは愛車が無くて寂しいのを昔に撮った写真を眺めて紛らわせているのに、地味なイヤがらせして来ないでくれって感じです。まぁそんな事言いながらも、気が付いたら友達の車の助手席で楽しんでいたりするんですけどね・・・今回は予定していた修理意外にも、色々と細部のリペアと追加でプチカスタムをいくつかお願いしてしまったので結構時間がかかりそうです。ちなみにガラスをすべて外した結果、ポルシェ・９１１（特に９３０～９９３まで。）特有のフロントウインドウの角やリアウインドウの角には、ほぼダメージは無かったそうなので安心しました。入院させる直前にエンジンオイルとミッションオイルの交換をしてしまったので、最高のフィーリングを味わった直後でお預け状態になってしまっているのがある意味地獄です。ぴんぽるが戻って来たら思いっ切り楽しみたいですね！そしてぴんぽるが戻って来ると、タイミングを計ったかのようにお誘いが激減するんだよなぁ・・・

たぶんあんま意味無い。。

初見のお客さんから「乗り換えを検討しているので相談に乗ってもらえませんか？」と言われたので、色々と話を聞いて来ました。現在は軽自動車のスポーツモデル（ＭＴ）にお乗りなのですが、「現在の愛車の速さに限界を感じたので、ステップアップしたい。」との事でした。現在お乗りの愛車は確かに軽自動車なのですが、ある意味トップクラスの性能を誇る車だったので、「この車の性能を限界まで引き出せるってスゴいな・・・」と思っていたのですが、結果的には違う意味でスゴかったです。まず待ち合わせのファミレスに入って来るところを見ていたのですが、「それクラッチ大丈夫？」と聞きたくなるくらいにガクガクしながら登場されました。簡単な挨拶を交わしてから色々と話を聞いたのですが、「車を買い替えても速くはならないと思うよ・・・」と言いたくなる感じでした。まずクラッチ操作について聞いてみると、「軽自動車でトルクが無いから、低速でガクガクする。普通車になればもっとスムーズに運転出来る。」と言う、独自の理論を展開して来ました。当然ですがこの類の方に販売すると、車も私も可哀相な事になるので丁重にお断りしたのですが久しぶりに色々な意味で激しい方に会った気分でした。たまに「もっと速く走りたい！」等とおっしゃる方がいますが、現在お乗りの愛車の性能をフルに引き出せている方はほとんどいません。確かに戦闘力のもっと高い車に乗り換えれば今よりは速く走れる（場合によっては遅くなる可能性大ですが・・・）でしょうが、それでもまた同じように壁にぶつかると思います。考え方はそれぞれですがステップアップを考えるのであれば、現在の愛車を本当に自由自在に操れるようになってからの方が、本当の意味の速さへは近道のような気がします。

意外な装備。

ご存知の方も多いかもしれませんが、ロールスロイス・ファントムシリーズは専用の傘が装備されています。モデルによって場所は違いますが、上記画像のロールスロイス・ファントム・クーペはＡピラーの下部に装備されています。ロールスロイスクラスの超高級車となれば、このくらいの乗り手に対する気遣いは当然と言ったとこなのかもしれませんが、実は意外な車もこのような装備があるのです。




その名は日産・パルサーと、日産・ＮＸクーペです。どちらも普通の車なのですが、専用傘が装備されているのです。ちなみにパルサー・ＧＴｉ－Ｒと言う戦闘用グレードにもこの装備があるのがかなり意外でした。考えてみたら確かに雨の日は車内のどこに傘を置くか迷いますし、ドライバーが助手席に塗れた傘を置こうとした時に、センターコンソール付近が絶対に塗れるのはあまり嬉しくありません。「パルサーとかの傘は小さくて微妙に使いにくい。」なんて言う意見もあるようですが、アイデアはドライバーにとっては嬉しいモノな気がします。個人的にパルサー・ＧＴｉ－Ｒは年式的に雨漏りが発生しやすい車なのですから、傘をボディにしまったりしてわざわざサビが発生する原因を増やさなくても良い気がします。余談ですがメカニックに「パルサー・ＧＴｉ－Ｒのボンネットダクトって、生理的に引っかきたくならない？」と聞いたら、「んな事どうでもいいけどあのダクトって１番開口面積広いクセに１番冷えないんだぞ！」と力説されました。何でも上から空気は入って来るのは良いんだけど、下から抜けないから結果的に冷えないんだそうです。また１つ賢くなりましたが今の時代にパルサー・ＧＴｉ－Ｒを欲しがる方は、「んなこたぁどうでも良いんだよ！」と言うくらいに好きな方しかいないでしょうからこの知識を披露する機会は無さそうですね・・・

イヤなデザイン。

個人的な感想ですが、ポルシェは数ある輸入車のスポーツモデルの中ではかなりまともな方だと思っています。きちんとした固体を買って、相応しい乗り方と維持をしていれば全然故障しない非常にクオリティの高い車だと思います。しかし、そんなポルシェにも「この造りはないだろう・・・」と思う部分があるのですが、その１つが上記画像のワイパーの付け根の部分のデザインです。画像は洗車直後のモノですが、付け根がくぼんでいるので思い切り水が溜まるのです。当然ですが、水が溜まりやすければそれだけサビが発生する確率も高くなるので、オーナーとしては嬉しくないデザインです。まぁこの類の車は、ほとんどのオーナーさんはボディカバーをかけるのでそこまで気にする必要は無いかもしれませんが、青空駐車をしている方は注意した方が良いと思います。ちなみにボディ関係で言うと、ウェザーストリップの劣化から来るフロントウインドウとリアウインドウ下部のサビも定番なので注意です。ぴんぽるも現在交換中ですが９６４等の古い車は、予算に余裕がある時に思い切ってやっておくとサビが発生する前に対処出来るので結果的に安く済む場合が多いです。ヒドい個体になると内部でサビが徹底的に進行してしまっていて、ボディ全体の板金とオールペイントになってしまうので天井知らずな金額になってしまいます。全ガラスのウェザーストリップ交換は数十万円の出費にはなりますが、数年後に板金とオールペイントで数百万円の出費になるよりは全然良いと思います。

最後にもう１度！

私はほぼ味わった事がありませんが、新車を購入する時はグレードやオプションでみなさん悩むそうです。ホイールやエアロだけでなく内装も今は色々と選べるので、買う側は嬉しい悩みとなりそうです。しかし、ここで気を付けなければいけないのは、「最終的な金額で何が買えるか？」です。先日ある車友達がマツダ・ロードスター（ＮＤ５）を検討するためにディーラーに行ったそうですが、いつの間にか最終金額がとんでもない事になって驚いたそうです。最初はベースグレードで考えていたそうなのですが、説明を受けている最中にオプションも欲しくなり、最終的にはロードスターＲＦと言うハードトップを装備したトップグレードのフルオプションと言う状態になってしまったそうです。ちなみにロードスターＲＦのフルオプションだと、車両代金だけで４２０万円を超えたそうです。最初はベースグレードのロードスター１．５Ｓの２４９万円だったのに、相談を受けているだけで１７１万円も高い車を欲しくなるのですから恐ろしいです・・・ちなみにこの方は「正直、その場で契約しそうで危なかったけど『とりあえず色々な人の意見を聞きたいな・・・』と言う想いが残ったので踏み止まれた。」と言っていました。今回の友達の「保証付きの車で、走りの楽しいオープンカー。」と言う条件で選ぶなら、私はポルシェ・ボクスターの認定中古車を選びますかね？別にポルシェである必要もないのですが、保証が付いていて楽しい車と言うと選択肢がほとんど無いのです。メルセデスベンツ・ＳＬＫでも良いのですが、車重が軽いボクスターの方が好みだったりします。ディーラーで目当ての車を見ているとテンションが上がるのは当然だと思いますが、最終的な金額でどのような他の選択肢があるのかをきちんと考える事も大切だと思います。