「新型」はいつまで？

個人的な感覚ですが、私は「新型」と言われると現行モデルが頭に浮かびます。現行のポルシェ・９１１（９９１）シリーズのように、２年前に発売された車でも新型と言ってしまうのでたまに混乱します。特に２０１８年発売予定の９１１（９９２）の話題の時に、「新型はどうだと思う？」等と聞かれると９９１の事を考えてしまうので結構困るのです。ちなみに発売開始された後も、「新型結構売れてるみたいだね？」等と言うので「新型」の定義は非常に曖昧だと思います。どうせだったら「発売される半年前から、発売された半年後までが新型。」等と決めてもらえると助かりますね・・・ちなみに次期９１１（９９２）シリーズは現行よりもさらにワイドボディになるみたいです。エンジン搭載位置はＲＲで変わらないみたいですが、レースに出ているＭＲのポルシェ・９１１ＲＳＲを見習って、現在よりもちょっとだけ前にエンジンが設置されるっぽいです。ちなみにワイドボディになる理由は、エンジンを前に出した事によってサスペンションアームが短くなる事が理由みたいです。もちろんバランスを取るためにフロントも拡大されるでしょうから、かなり迫力のボディになりそうです。個人的に気になるのはＧＴ３のエンジンですかね・・・ＧＴ３は９１１ファミリーのＮＡエンジン最高峰と言う位置付けでしたので、ターボ化が進んでいる現在ではどのようになるのかが興味があります。ポルシェはＮＡエンジンとは完全に決別すると言う情報もありますが、個人的にはＧＴ３はＮＡエンジンでいてもらいたいです。

両方ヤバい。

たまに「探して欲しい！」と相談される車種に、日産・パオが出て来ます。比較的女性からのオーダーが多い気がしますが、やはりお洒落な輸入車テイストの外観が好まれるのでしょうか？パオはルノー・４に似た感じの、独特な外見が人気だった１台です。「お洒落な輸入車っぽいルックスなのに、維持費は普通の日本車！」と思ったのかは知りませんが、パオは３ヶ月の限定受注で５１６５７台と言うとんでもない台数の受注を獲得しました。やはりそれだけ人気だったからなのか、現在でもちょいちょい「欲しい！」と言う声を聞きますが、今はデビュー当時とはワケが違います。パオが発売されたのは１９８９年１月ですので、今から２８年前の話になります。いくら故障の少ない日本車とは言え、２８年前の車が現在の車と同じような感覚で乗れるワケがないのですが、それを知らない方が非常に多いのです。


ルノー・４は１９６１年デビューですので５６年前の車と言う事になりますが、５６年前の車も２８年前の車も両方ヤバい場合が多いです。もちろんフルレストアされていれば話は別なのですが、そこまでやるととんでもない金額になります。それこそ「この車以外は興味が無い！一生乗る！」と言うレベルでないと、価格的にも厳しいと思います。それを「昔流行っていたし、お洒落でカワイイから。」等と言う理由で手を出すのはキケン過ぎます。「輸入車みたいなお洒落な外見で維持費は日本車。」どころか「輸入車みたいな外見で、維持費は輸入車以上。」と言うケースも多々あります。ちなみにパオを購入する時の注意点は、この年式の車お約束のボディです。サビと腐食による穴が発生している確率が非常に高い車ですので、購入する時は下回り等を始めとしたサビやすいポイントのチェックをオススメします。

車内で寝る時。

本日のニュースに載っていましたが、屋根から落ちて来た雪がマフラーを塞いでしまったために車内の男性が亡くなってしまったそうです。男性は雪かきをしていたそうですが、車内でしばしば休憩していたとの事。たぶん暖かい車内で休憩中につい眠くなってしまって、そのまま逆流して来た排気ガスを吸ってしまったのではないでしょうか？私も車内で仮眠を取る事が多いですが、絶対にエンジンは停止させて助手席で寝るようにしています。これはもしも排気系等にトラブルが発生した時に、車内に排気ガスが入って来る事を防ぐのと、車が動き出してしまう事を防止するためです。車好きだからなのかは不明ですが、私は車の夢を良く見ます。車の夢ですので、やはり運転しているシーンが多々出て来るのです。ほとんどゼロに近い可能性ですが、寝ぼけた自分がエンジンスタートさせたりしないように助手席に移るようにしているのです。ちなみに私は運転していて眠くなった時に「手を腕まで洗う。」と言う方方で眠気を覚ましています。高速道路のＰＡ等でトイレに行き、手のひらから腕の肘くらいまでを石鹸で丁寧に洗うと大分眠気が覚めるのです。今までに何回も色々な車の車内で寝た事がありますが、結局はきちんと横になれる場所で寝るのが１番です。私は仕事の関係でどうしても車内で寝なければならない場合以外は、ネットカフェやスーパー銭湯等のきちんと横になれる場所で寝るようにしています。１０００円や２０００円の出費できちんとした睡眠が取れるのであれば、その後の運転の安全性を考えてたら安いモノだと思います。今の寒い時期に車内で寝る時は、エンジンをかけて暖房を入れたまま寝たくなりますが、エンジンを切って寝る事をオススメします。私のように車内で仮眠を取る事が多いのであれば、寒さ対策のために毛布を１枚トランクに入れておくと便利だと思います。

ホイール代だけじゃない。

東京都で高級車のホイールの窃盗をしていた犯人が捕まったそうです。車自体の盗難も注意ですが、ホイールの盗難は地味に注意が必要です。ホイールを盗む時は、ホイールを外すためにジャッキアップをします。ジャッキで車体を上げてからホイールを外すのですが、次のホイールを外すためにはジャッキを外す必要があります。普通だったらここでジャッキスタンドを使って車体を上げたままにするのですが、盗む側としてはジャッキを外せれば良いのでスタンドなんて遣いません。上記画像のように適当な場所（ブレーキローターも多いです。）にブロック等をかませてオシマイです。これをやられる事によって、場合によってはブロックをかませた場所がへこんだりするのです。ホイールの盗難と聞くと、被害はホイール代だけと思われがちですがボディの修理代もかかるのです。車好きとしてはホイールもムカつきますが、適当な場所にブロックかまされるのはもっとムカつきます。こんな気持ちになるのがイヤなので、私はぴんぽるを手に入れた時に最高レベルのセキュリティを導入したのです。当時で５０万円近くしましたが、ショックセンサーからホイール盗難防止の傾斜センサーまで装備しているので今まで盗難等は１回もありませんでした。現在では当時と同等レベルのセキュリティが４０万円くらいになっているので、盗難が心配な方にはオススメです。セキュリティの話をしていると「セキュリティに４０万円！？」と驚く方がいますが、４０万円の投資で愛車自体と数十万円のホイールを守れるのであれば安いと思うのは私だけでしょうか？

今と昔のツートンカラー。

最近はルーフだけ色の違うカラーの車が人気のようです。スズキ・ハスラーやダイハツ・ムーヴキャンパス等は、かなりの確率でルーフのカラーが違っています。ちなみにルーフの色がボディカラーと違う車を「ツートンカラー」と呼ぶのですが、私のように古い車好きだと上記画像のようにボディの中心で色が違う車が思い浮かびます。フェラーリ・３６５や日産・スカイライン（ＤＲ３０）、トヨタ・セルシオ（ＵＣＦ１１）等は単色カラーよりもツートンカラーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？


ちなみにランボルギーニ・カウンタックウォルターウルフもツートンカラーだと思っていたのですが、良く見るとリップスポイラーの範囲までしか色が変わっていないので、ツートンカラーとは言えないかもしれません。そう言えば最近大型ダンプ等の業務用車両で、前から見て右側と左側で色の違うツートンカラーを見るのですが、あれは何か意味があるのでしょうか？ちょっと気になるので、理由をご存知の方がいたら教えて頂きたいと思います。