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ぴんぽるとの日々です。なるべく更新するようにしてますがたまに更新できない時もあります・・・
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車好きには常識でも、あまり車を知らない方からすれば知らない事と言うのは多々あると思います。車好きじゃない方からの観点は非常に独特なモノで、時には「なるほど!」と思わせるモノもあります。先日、ちょっと古い車をお乗りの方から車検の相談を頂きました。新車から15年経過している車だったのですが、あまり乗らない方なので走行距離は6万kmと年式にしては少ない距離でした。点検後に「ドライブシャフトブーツ等は一応大丈夫ですが、タイミングベルトは交換しておいた方良いと思いますよ?」とご提案すると「そうなの?確かに10年は経っているけど10万kmは走ってないから、後4万kmくらいは乗れるでしょ?」との答えが。確かに一般的には「10年、10万kmで交換。」と言う言い方が蔓延しているので、今回の方のように「10年と10万kmの両方満たした時が交換時期。」と勘違いされても無理はないと思います。タイミングベルトはゴムなので、距離が10万kmまで行かなくてもエンジンルームの熱気等で劣化する事をご理解頂いて、無事交換となりました。タイミングベルトの交換はそれなりに工賃もかかりますし、なるべく予算を抑えたい気持ちも解りますが、切れる時の予兆もほぼありませんし切れたらほぼ確実にエンジンがダメになりますので、ここはしっかりメンテナンスしておいた方が愛車を永く楽しめると思います。

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当方がメインで扱う1980~2000年くらいまでのスポーツモデルは、メーカーや駆動方式が違っても何となく同じニオイのようなモノを感じます。たぶん現在35歳以上の方だったら解る感覚だと思うのですが、自身が乗った事のない車でも何か懐かしいのです。現在35歳以上の方だったら、自身が18~20歳くらいの免許を取得した時代はスポーツモデルが全盛期だったと思います。トヨタ・スープラや日産・スカイラインGT-R、三菱・GTO等の大排気量モデルから、トヨタ・セリカや日産・シルビア、スバル・インプレッサ、三菱・ランサーエボリューション等の中排気量モデルまで、現在と違って排気量に関係無くスポーツカーが大ヒットしていた時代です。そんな時代だったので私を含め、現在35歳以上の方は自身が25歳になるくらいまでにはスポーツカーを愛車にした経験がある方が多いと思います。私もスカイラインGT-R(R34)に乗っていましたが、周りの友達もスープラやシルビア、インプレッサやランサーエボリューション等のスポーツモデルに乗っている人が非常に多かったです。そんな全盛期はとっくに終わり、上記車両は既にクラシックカーの領域に入りつつあるのですが、今乗ると自分が乗った事のない車でも当時の楽しさが蘇るのです。先日もセリカのテスト走行で夜のワインディングに行ったのですが、軽いボディに高回転まで気持ち良く回るエンジンの魅力だけでなく、内装やフィーリングに懐かしさのようなモノを感じながらドライブを楽しめました。セリカは昔に愛車にした事は無いのですが、何となく懐かしい楽しさを感じられるのです。この日もムダにロングドライブをした後に、昔のように自動販売機の前で休憩して帰りましたが最後までとても楽しいドライブでした。今後もこの時代の車を大切にしてくれる方が増えると良いですね!



在庫車のシボレー・カマロなのですが、この車を見るといつもアメリカにいた時の事を思い出します。アメリカに住んでいる時の愛車は日産・フェアレディZ(S30)だったのですが、同じ大学に通う友達の何人かの愛車がカマロだったのです。カマロはアメリカでは「ポニーカー」と呼ばれるジャンルの車でした。ポニーとは小型の馬のことで、本格的な乗馬を始める前の子供に与えられる馬の事を指します。つまり安価で乗りやすい、アメリカの若者が最初に手に入れる車と言う意味のジャンルだそうです。ちなみにポニーカーと呼ばれる車にはフォード・マスタング、ダッジ・チャレンジャー、クライスラー・プリマスバラクーダ等があります。どの車も現在のマッスルぶりを見ると「どこがポニーなんだ?」と思いますが、どのモデルも初期はお手頃価格の気軽に楽しめる車だったようです。


カマロを愛車にしている友達は何人かいましたが、ほとんどが女性でした。アメリカ人、日本人、アラブ人等と国籍問わずどの国の方からも愛されていた記憶があります。もちろん大学生なのでカスタム等にお金をかけている人はほとんどしていませんでしたが、みなさんマメに洗車してキレイに乗っていました。1番強烈に覚えているのは、カマロが愛車の女友達とテニスをしていて、女友達が帰り際に「また明日ね!」と言いながら走り去って行く姿の記憶です。もちろん女友達もキレイな方だったのですが、カマロと女友達の組み合わせがとても美しくて衝撃を受けたのです。


カマロは大柄なボディなので、室内もかなり広いです。もちろん高さはそこまでありませんが、長さと幅は充分過ぎるくらいのスペースがあります。良く「メルセデスベンツ・SクラスやBMW・7シリーズは陸のクルーザー。」と言う表現を聞きますが、カマロも当てはまると思います。低速から充分過ぎるトルクが出ているので、街乗りも高速道路もほとんどアクセルを踏む必要もなく、のんびりと走れます。もちろんアクセルを踏み込めばかなりのダッシュを見せてくれますので、スポーツモデルに乗っていた方でも満足出来ると思います。


サイドビューを見ると解りやすいのですが、この時代のカマロは歴代最もシャープなボディラインでした。ボンネットからフロントウインドウ、ルーフに続くライン等はフェラーリ、ランボルギーニレベルのシャープなラインです。ちなみにこのモデルのカマロは日本では新車価格250万円とポニーカーと呼ぶには微妙な金額でしたが、中古となった今ではここまで安くなっています!しかもこちらの個体はヤナセにてエアコン交換済みで、走りも何の問題もありません。のんびり走れるクーペをお探しの方はぜひご検討下さい。



当店在庫のトヨタ・プログレですが、この車は知れば知る程に可哀想になって来る1台です。プログレはメルセデスベンツ・CクラスやBMW・3シリーズ、アウディ・A4等のC~Dセグメントをターゲットに開発された車です。「高級車メーカーと比べても遜色の無い、日本の道路事情にマッチしたサイズの本物の高級車。」と言うコンセプトで、5ナンバークラスの車体にトヨタ・セルシオ級の技術と拘りを惜しみなく投入したと言う、とんでもない造りをしているのです。装備もレーダークルーズコントロール、本革シート、高性能オーディオ等が用意され、カーテンエアバッグやNAVI・AI-SHIFTは日本車では初搭載となるなど、当時の最新のテクノロジーも盛り込まれていました。


外見は独特なデザインですので好みは別れるかもしれません。個人的にはオリジリティ溢れるクラシックスタイルに見えるので、これはこれで良いと思います。ちなみにボンネット等も上記画像のようにフェンダーから1回下がって、ボンネット中央でまた上がると言う複雑なデザインになっています。当然ですがこのようなプレスラインが複雑になればなる程コストはかかります。こんな部分にも、いかにプログレがコストを無視した造りになっているかが解ります。ちなみにプログレは全車塗装は全色5層コートと言うトヨタ最高クラスの塗装方式が採用されています。あの世界最高峰と呼ばれるトヨタ・センチュリーも5層コートです。まぁセンチュリーは同じ5層コートと言っても特殊な過程があるので、まったく同じとは言いませんが最高レベルの塗装である事は一緒です。


室内の造りも一級品です。ステアリング、ドアハンドル、スイッチ類等の手で稼動させる部分はすべて質感のある高いクオリティで仕上げられています。駆動方式はFRですので、加速時のトラクションやコーナリング時のハンドリング等、上質なドライビングフィールが楽しめます。また、吸音材を多用した室内はそれこそセルシオレベルの静かさですので、高速道路等でもまったく騒音は気になりません。エンジンは2500ccと3000ccのモデルがありますが、2500ccでも充分なパワーがありますし、もともとスポーツ走行をする車ではないのでどちらのエンジンを選んでもそこまでの差は感じないと思います。


こちらはウォールナットパッケージとなりますので、室内にウォールナットが贅沢に使用されています。しかもこのウォールナットは木目調ではなく、本木目なのです!1998年当時、本木目の内装で一般販売されていたトヨタ車はセンチュリーとセルシオのみ(クラウン、マジェスタですら木目調でした。)でした。ちなみに木目調と本木目の違いは簡単で、本木目は本物のウッド(木材)を使っていて、木目調は本木目模様のシールを貼って本木目っぽく仕上げていると言う点です。ここまで細部に亘って拘った最高の造りのプログレですが、拘り過ぎたせいで新車販売価格がクラウンと同等の価格帯になってしまい、販売は苦戦したようです。結局9年間でフルモデルチェンジを迎える事無く生産終了しましたが、人気があんまりなかったおかげで細部まで拘り抜いた新車時325万円だった高級車が今ではこの価格で楽しめるのです!「造りの良い車に乗りたいけれども、そこまでの大きさは欲しくない。」とお考えの方は、ぜひ候補に加えるべき1台です!



昔からある持病なのですが、ある日突然超ライトウエイトスポーツが欲しくなると言う発作が起きます。「究極のライトウエイトスポーツ。」と言うと最初にアリエル・アトムが浮かびます。500kg程度のフレーム丸出しのボディに、最強グレードでは500馬力クラスのエンジンを搭載する事が出来て、パワーウエイトレシオはF1マシンと同等と言うとんでもないマシンです。しかし、こんな私でもさすがに「アトムはちょっと現実的に厳しいかな・・・」と思う常識を装備していたみたいで、もうちょっとボディがある車にしようと思うのです。


そして次に出て来るのがラディカル・SR3SL。こちらは車重795kgで240馬力とアトムよりは普通寄りなスペックとなっています。ちなみにSR3SLはきちんと車検も取れて、公道走行も可能です。日本にも3台くらいは走っているとの事。しかし、アトムもそうですがお値段が結構お高いのです。アトムはグレードによってバラバラですが、600万円は見ておかないといけません。SR3SLは新車で1265万円とかなりの金額。ちょっと楽しめるセカンドカーと言うレベルの金額を超えています。


そこで登場するのがケータハム・スーパーセブンです。お値段も300万円前後とお手頃ながら車重も500kg前後でエンジンは選びたい放題です。上記2台と同じレベルで地面を這うようなコーナリングが楽しめる1台です。しかし、ここまでの3台だと「車は最低限エアコンとオーディオ、ルーフがある事。」と言う私独自の拘りが満たされていないのです。満たされていないって言うかほぼ全部無い事に気が付きます。


今までは最終的にロータス・エリーゼに落ち着いたのです。エリーゼだったら350万円くらいですし、2代目からはエアコン、オーディオ等の快適装備も付けられたので安心です。車重も900kg前後でスパーチャージャー付きのグレードだと220馬力あるのでですのでかなり楽しめそうです。「スーパーチャージャー付きのグレードだと数少ないし、高くなるからベーシックグレードでも良いかな?」なんて思っていたのですが、最近さらに欲しい車が出て来ました。


ご存知TVR・タスカンです。以前から軽くてハイパワーと言うのは知っていたのですが、相場が高かったので検討していませんでした。しかし最近の相場がかなり下がって来ている事に気が付いてしまったので、気になって仕方りません。ちなみにタスカンは車重1100kgでベーシックグレードですら360馬力、パワーウエイトは3.05kg/ps!!この数値はランボルギーニ・ディアブロVTよりも上の数値です。そして、何とお値段は350万円前後とちょっと頑張れば何とかなりそうな金額!次の目標のディアブロの前に、思わず寄り道してしまいそうな1台です・・・ちなみに今回の数値はすべて私が独断で調べた数値です。全車車重やパワーは参考にする資料によって、かなり差が発生するのでご了承下さい。

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