結構近い？

私が勝手に男のロマンとカウントしているモノの１つに、「空を飛べる車。」があります。ここ１０年くらいで色々な企業がコンセプトモデルを発表していますが、どれもこれも「空を飛べる車。」ではなくて、離陸のためにかなりの距離の滑走路を必要とする「道路を走れる飛行機。」みたいなモノばかりでした。しかし、ジュネーブモーターショー２０１７でイタルデザイン社とフランスのエアバス社が開発した「Ｐｏｐ．Ｕｐ」は、かなり「空を飛べる車。」に近いモノのような気がします。まず、基本的に離陸時はドローンの親玉みたいなのが迎えに来てくれるので滑走路が不要です。垂直離着陸が出来るので、狭い場所からも離陸可能のようです。離陸の際は車輪部分を切り離して移動し、車輪部分はコントロールセンターによって所定の位置へ戻されます。着陸地点には新しい車輪部分が待機しており、着陸と同時に連結して車に戻るようです。


こちらの動画をご覧頂くと解りますが、非常にコンパクトになっているので色々な活用法がありそうです。もちろん普通のドローンですらまだまだ法整備が出来ていない状態なので、人が乗車した状態で空を飛ばすなんて１０年単位で先の事になりそうですが、これはこれでちょっと楽しみです。


個人的にはコイツの登場を心待ちにしているのですが、実現するのはいつなんですかね？確か映画では２０１５年には、従来の車も５０００ドルくらいの改造費でこの仕様に出来るとか言っていましたが・・・ちなみにホバーボードは、結構真面目に映画に近いモノが出来ているそうです。５０００ドルどころか５万ドルでも喜んで買うので、ぜひどこかの企業に実現して頂きたいですね！