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ぴんぽるとの日々です。なるべく更新するようにしてますがたまに更新できない時もあります・・・
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「ランボルギーニ」と「ミニバン」と言う単語の組み合わせは、ある意味最高レベルにマッチしないと思います。私も最初に「ランボルギーニのミニバン。」と聞いた時は、「何かのミニバンをベースにカスタムを施して、『もしランボルギーニにがミニバンを造ったらこんな風になるのでは?』って言う感じのコンセプトCGとかじゃないかな?」と思いました。実際「もしランボルギーニ(またはフェラーリやロールスロイス等)が○○を造ったら。」と言うコンセプトのカスタムカーは結構見た事があるのです。しかし、上記画像は実際にランボルギーニが造ったコンセプトカーなのです。車名はベルトーネ・ジェネシス・ランボルギーニ。1998年にベルトーネがトリノモーターショーで実際に発表したコンセプトモデルだそうです。ランボルギーニファンなら予想は付いたのではないかと思いますが、エンジンはお約束のランボルギーニ・カウンタックのV型12気筒エンジンとなっており、乗員数5人と言うランボルギーニ史上最高人数を達しています。現代の感覚からすると「ミニバンなのに5人しか乗れないの!?」と言う感じですが、ランボルギーニ・LM002ですら4人乗りだった事を考えると、ベルトーネ・ジェネシス・ランボルギーニは「家族向けのランボルギーニ。」と言っても過言では無いと思います。


上記画像をご覧頂くと解るように、ランボルギーニなのにかなりリアシートへの乗降や室内空間に気を配っているように思われます。ちなみにシートはフロントが2座、中間に1座、リアに2座と言う独特のレイアウトになっていますが、個人的には中間に1座しかないためリアへのアクセスが両側から出来て乗降はしやすいように思えます。そして、このフロントドアの開き方!リアへのアクセスは考えているっぽいですが、フロントへのアクセスは無視されたと言っても良い気がします。ちなみに全幅は2000mmと、カウンタックと同等レベル。当然市販化はされませんでしたが、先日発表されたランボルギーニ・ウルスの受注が好評な事を考えると、そのうちミニバンタイプの話が出て来ても不思議ではありません。メルセデスベンツ等も最近はミニバンタイプに本気を見せていると聞きますし、SUVブームの次はミニバンブームが来るのでしょうか!?

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個人的には「最速のミニバン!」と言われると、「ミニバンで速さを求めなくても良いのでは・・・」と感じてしまうのですが、昔はこの意味不明な組み合わせを実現させるだけの余裕をお持ちだった企業があったのです。その車の名前は三菱・シャリオ・リゾートランナーGT。1995年5月に発売された、「世界最速の7人乗り。」や「シャリオ・エボリューション」等と呼ばれた伝説の1台です。この車の何がスゴいのかと言うと、普通のミニバンとして設計されたシャリオに、あの三菱・ランサーエボリューションに搭載されていた4G63エンジンをブチ込んでしまったのです。駆動方式も4WDになっており、「ランサーエボリューションのミニバン。」と言える1台となっています。車両重量もミニバンとは思えない1470kgと言う数値で、このボディに230馬力のハイパワーエンジンが搭載されているのですから速いワケです。ちなみにパワーウエイトレシオは6.39kg/ps!この数値に近いスポーツカーと言ったらポルシェ・ボクスター(986)やトヨタ・スープラSZ(JZA80)が該当します。ちなみにこの2台のパワーウエイトレシオはボクスターが6.37kg/ps、スープラSZが6.4kg/psとなっておりますので、シャリオ・リゾートランナーGTの数値がいかにスポーツカーに近いかご理解頂けると思います。ちなみに私と同じような印象を受ける方が多かったのか、シャリオ・リゾートランナーGTはほとんど売れなかったそうです。5MTの設定があったりボディカラーも華やかなレッド系等が用意されたりと「ミニバンのスポーツカー。」的なコンセプトだったようですが、やはり「ミニバンでこんなスペック必要?」と言うイメージが強かったのか、レッドの5MTの固体等は現在では珍獣並みに見つけるのが難しくなっています。同じようなスペックのスバル・エクシーガGTと言う車も存在しますが、こちらはATのみの設定だったのでMTが好みの方はシャリオ・リゾートランナーGTしか選択肢はほぼありません。「どうしても1台しか車を持てなくて、家族のためにも7人乗りじゃないとダメなんだけどスポーツカーのように走れるMT車が欲しい!」と言う方は、頑張って探してみる価値はあると思います。



そう言えば2017年最後のメンテナンスで、ブレーキパッドとフルード類の総交換を行いました。964系はブレーキパッドの残量が少なくなるとブレーキ関係の警告灯が点くのですが、実はこの警告灯がきちんと作動する固体は結構珍しかったりします。私の周りだけかもしれませんがこの警告灯の配線を加工したり、故障したまま放置したりしているために作動しない固体が多いのです。なので、今回この警告灯が最初に点いた時は「いつもの接触不良かな?」と思いました。しかしその後数回チェックを行い、最終的に点いたままになった時には「センサーが生きてる!やった!」と言う変な喜びを感じました。古い車のオーナーさんは、「パーツの故障や減りを悲しむよりも、警告灯がきちんと作動する事に喜びを感じる。」と言う特性をお持ちの方が多い気がします。ちなみに今回のパッドセンサーは、人によっては「まだ大丈夫だろうよ!」と言いたくなるレベルの残量で作動してしまうので、ブレーキパッドをギリギリまで使う方がセンサーを加工して点かなくなるようにしたくなる気持ちもちょっと理解出来ます。実際私も「まだ大丈夫なんだけど、警告灯点いているのもウザいしどうしようかな?」と言う気持ちでしたが、最近忙しくてギリギリになった時にすぐにメンテナンスに来れるか解らないので、安全を考えて全部行っておきました。しかし、こうしてアップで見るとメーター内部の剥がれが進行してますね・・・今年はメーター内部の張替えも考えようと思います。



たまに「古い車だけど、新車と同じレベルにフルレストアして乗りたい!」とおっしゃる方がいます。もちろん車好きとしては、自身の好きな車は新車に近い状態で乗りたくなる気持ちは解りますが、絶版車だとこれは結構大変な事なのです。マニアがきちんと保管していたデッドストックのような固体が見付かれば良いのですが、そんな固体は例外無く新車以上の金額ですし、そう言う固体を持っている方は手放さないで持ち続けるからマニアと呼ばれるワケです。となると次の手段はレストアですが、これは一般の方が考えているよりも遥かに時間と金額がかかります。丁度良い例がマツダ・ロードスター(NA)で発表されましたので、軽くご紹介して行こうと思います。ちなみに内容と価格はすべてマツダの公式サイトから得たデータになっており、表示されている価格はすべて税込みです。

基本メニュー:ボディ&エクステリア
作業内容:車両診断、オールペイント、蓋関係新品交換、ランプやワイパー等の交換、復刻ソフトトップ張替、軽度の鈑金
価格:250万円

オプションA:インテリア
作業内容:インストルメントパネルやトリム類、シート表皮張替、カーペット交換
価格:70万円

オプションB:エンジン&パワートレイン
作業内容:エンジンオーバーホール、吸排気系部品交換、冷却系部品交換、トランスミッション交換、ドライブシャフト交換、デフ調整
価格:80万円

オプションC:シャシー&サスペンション
作業内容:サスペンション、ブッシュ類、ベアリング類、ブレーキ部品等すべて交換
価格:40万円

オプションD:エアコン
作業内容:エアコン関係部品(一部リビルドパーツ使用)
価格:25万円

オプションE:アルミホイール&タイヤ
作業内容:復刻アルミホイール、復刻タイヤ
価格:20万円

ちなみに基本メニューにフルオプションを加えた価格は485万円となっています。ベーシックグレードの新車価格だった174万円(税抜き)に311万円も上乗せしなければいけません。ちなみに申し込みの時点で書類審査と個別のヒアリング、車両チェックがあってすべてをクリアした固体のみが受付してもらえるそうです。フレームに修理歴がある車両、サイドシルやボデーにサビが発生している車両等、車体パネルの交換が必要な車両は受付出来ないそうです。カスタマイズパーツを装着した車両もお断りさせていただく場合があるそうなので、基本的に受付可能なのは無事故のノーマル車となるそうです。なお、上記金額はあくまでレストアのみの金額であって、ベース車両は含まれていません。自身で無事故でノーマルの固体を持ち込んでの金額となっていますので、この金額にベース車両の金額をプラスしなければいけません。ノーマルでヒドいサビも無く、今回のプログラムのチェックをクリア出来るレベルの固体となると、確実に50万円以上は見ないといけませんので実際の総額は535万円以上と言う事になります。この価格は実に新車価格の3.07倍となりますので、いかに古い車を新車レベルに戻す事が大変かを物語っております。ちなみにこの倍数を違う車で表してみると、非常に解りやすいです。例えばぴんぽるで当てはめてみると新車価格1650万円×3.07=5065万円、日産・スカイラインGT-R(R32)が新車価格445万円×3.07=1366万円となります。どちらも「メーカーに持ち込んだらそんくらい行くだろうなぁ・・・」と思える数字です。もちろん「いくらかかってもかまわない!」と言う方は良いですが、それなりに予算が決まっている方は「きちんとした固体をそれなりの金額で購入し、壊れた部分を直しながら楽しむ。」と言う方法が1番幸せな気がします。



最近ポルシェには嬉しく、人間には厳しい寒さとなって来ました。この時期の運転は、雨であっても雪と同じつもりで注意をするようにしています。この時期は気温が低くて走行していてもタイヤの温度が上がらないので、気を抜いていると交差点を右折するだけでスピンする可能性もあるのです。個人的に1番危ないと思うのが、微妙に雨が降った日の夜です。昼間は夜よりも気温が高いので普通に水たまりだったのに、夜になると0度を下回ってしまって凍っている箇所があるのです。自宅周辺がこんなトラップだらけのエリアと化しているので、この時期の機関維持走行は結構遠くまで走るようにしています。フルブーストをかけても大丈夫な気温のエリアまで走って行って全開走行を行い、帰って来てから凍結防止剤を落とすために下回りを洗車してからガレージにしまうので、いつもの3倍くらいの時間がかかってしまいます。この手間を「いつもよりも面倒臭い!」と感じるか、「いつもよりもたくさん乗れて楽しい!」と感じるかがこの類の車を維持し続けられるかの分岐点だと思っています。もちろん今回の例えは私のような豪雪エリアに在住の人間限定の話ですが、普通のエリアに住んでいても確実にこの類の車は普通の車よりは手間がかかります。冬には冬の、夏に夏の手間がかかりますが、ぜひ「この手間もこの車の楽しさの1つ!」だと思って今後も楽しみたいですね。気が付いたら2017年も終わりを迎えようとしています。毎年、年始には「今年こそミーティングを!」と意気込むのですが、いつも気が付いたら年末になっています・・・今からミーティングの告知をしてもたぶん無意味ですので、来年こそは適度な時期に開催したいと思います。

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1992年式のポルシェ・911ターボ(964)との毎日をご紹介します。詳しい維持費や仕様、バイク等の話題はホームページの方に掲載しておりますので合わせてご覧下さい。みんカラもやってますのでよかったらリンクからどうぞ!
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