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ぴんぽるとの日々です。なるべく更新するようにしてますがたまに更新できない時もあります・・・
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「色替えオールペイント」と言う単語を聞くと、拒絶反応を示す方がたまにいます。「その車の価値を下げる。」や「車好きが色替えなんてありえない!」等と、非常に否定的な意見が多いです。もちろん人にはそれぞれの考えがあるので、別にそのような方に意見するつもりもないのですが、個人的には「車のオーナーさんの好きにさせてあげたら?」と言う気持ちが強いです。例えば上記画像のフェラーリ・F40は、ベントレーやジャガーのような深みのあるブリティッシュグリーンのようなグリーンに塗り替えられています。「車好きが色替えなんてありえない!」と言う意見もありますが、個人的には歴史的名車を自身の本当の好きな色に塗り替えると言う行動は、「車好きの中でもトップクラスの車好きだから出来た事。」と言えるのではないかと思います。F40のボディカラーはロッソコルサ1色のみの設定だったので、他の色が好きな方は購入してから色替えオールペイントをするしか選択肢がありません。中古車市場では色替えオールペイントは車の価値を大きく落とす(F40クラスになるとかなりの金額になります。)ので、「別に価値が落ちても良いから、自分の好きな色でこの車に乗りたい!」と言う強い気持ちが無いと出来ない事です。まぁこのクラスの車を購入する方になれば、「売る時の金額なんてどうでも良い。」と言う意見が多いでしょうから、あんまり良い例とは言えなかったですね・・・

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/da15fc8c54dc49d225a59847fb331646/1513256175
それではもっと身近な車種(と言うか自分の車。)で、ご説明しましょう。ご存知、上記画像のスバル・インプレッサ・タイプRは現在ではかなり希少な車種となっており日本全国を見ても販売中の中古車は10台前後、程度が良い固体になると新車時の300万円を超える価格で取引きされているレア車となっています。私が所有している固体はワイドボディを装備した上に、トップクラスで希少と言われる最終型なのですですが、そんな車をスバルのイメージカラーとも言えるブルーではなく、新車時の設定からまるで外れたピンクに塗ってしまったのでファンの方からは否定的な意見を言われる事が多々あります。もともとの色はホワイトだったのですが、これがブルーへの色替えだったらここまで言われる事は無かったと思いますし、売りやすさとしてもブルーの方が断然売りやすいと思いますが、それでも私はこのカラーが好きなのです。仕事上で考えるとダメでしょうが、それこそ「価値とかどうでも良い。好きな色で好きな車に乗りたい!」と言う気持ちだけだったのです。正直な話、「自身の好きなカラーになった好きな車。」が自分には1番価値があると思うので、他の人に何を言われてもまったく気にならないんですけどね・・・「新車時に設定が無かったボディカラーに塗り替えたいけど、どうしようか迷っている。」と言う方は、自身がどの程度その色に拘っているかをきちんと考えると、後悔しない答えを見付けられると思います。

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たまに「日本車をデザインしているのは日本人。」と言う、良く解らない固定観念に囚われている方がいます。たぶんこのような固定観念に囚われず、車のデザインのみを判断すればその車の本当の魅力に気が付けるのでしょうが、残念な事にこのような方は「日本車は日本人がデザインしているから美しくない。」と思い込みがちです。ちなみにこのような方は「見慣れないデザインはすべて輸入車。」と思い込む事も多い気がします。このブログをご覧の方に今更説明するのもアレな気がしますが、海外のデザイナーや企業が日本車をデザインした事なんていくらでもあります。あの有名なピニン・ファリーナ氏が設立したピニンファリーナ社は三菱・コルトCZCや三菱・パジェロ・ピニンのデザインを手がけましたし、ジョルジェット・ジウジアーロ氏が設立したイタルデザイン社は上記画像のスバル・アルシオーネSVXやイスズ・117クーペ、スズキ・フロンテクーペ等、多数の日本車メーカーのデザインを手がけていました。どのモデルもそれなりに古いモデルではありますが、今見ても非常に美しいデザインだと思います。もちろんデザインは人の好みがあるので、一概に「どのモデルが1番良いデザイン!」とは言えませんが、決して「輸入車だから美しい。」や「日本車だから美しくない。」と言えるモノではないと思います。ちなみに現在ではプレミア価格まで付いてしまっているくらいに世界中で人気のフェラーリ・エンツォは、日本人の奥山清行氏によるデザインです。奥山氏は当時イタリアのピニンファリーナ社に在籍していましたが日本人初のチーフデザイナーに就任し、エンツォをデザインした事によって「イタリア人以外で初めてフェラーリをデザインした人。」と言われて話題になりました。結局のところ、国や人種によって優れているとか優れていないとかを比べるのはまったく意味が無い事だと思いますし、自身が見てそのデザインをどう思うかを感じた方が色々楽しいと思います。



ポルシェ・928の後続モデルの開発が本格的になって来たそうです。車名は929になる可能性が高いらしく、ポジション的にはポルシェ・911とポルシェ・パナメーラの中間を担う予定だそうです。既にパナメーラベースの開発車両が目撃されているそうですが、スポーティな大型クーペになりそうとの事です。ちなみに上記画像はどっかのコンセプトデザインです。他にもネット上で色々なコンセプトデザインが見られますが、何となくどのデザインも日産・フェアレディZっぽいのは気のせいでしょうか?上記画像なんて「S30系フェアレディZの現代版。」と言われたら、思わず信じてしまいそうです。考えてみたら、フェアレディZはZ33までは928と同様の「2+2シーターのグランツーリスモ。」と言うコンセプトでした。コンセプトが似ていれば、デザインも似て来るのは納得です。929の色々なデザインを見ているのはとても楽しいのですが・・・


個人的には上記画像が1番現実的かと思っています。私は929は911とパナメーラの中間と言うよりもベビーパナメーラと言うイメージがあるので、どうしてもパナメーラっぽいデザインが採用されると思ってしまいます。個人的には1番上の画像のようなデザインが好きなのですが、絶好調のポルシェがここまで冒険したデザインを採用する可能性は低いのではないでしょうか?ぶっ飛んだデザインは、やはり限定車のみですかね?



先日お会いしたお客様が「三菱・FTOはアストンマーチンに似ているから好きじゃない。」とおっしゃっていました。たぶんアストンマーチン・DB7の事を言っているのでしょうが、個人的にはDB7とパーツやシャシー等を色々共有しているジャガー・XKクーペの方が似ているような気がします。せっかく現在は手元にFTOがあるので、似たような角度で写真を撮ってみました。まず上記画像がFTOです。スポーツカー全盛期の車だけあって、システムからエンジンまで凝りに凝った造りをしている「名車」と呼ぶに相応しい1台です。パワーやシステム等の詳細を説明すると長くなるので、詳しい事を知りたい方は販売用ホームページのブログからどうぞ。


2枚目がDB7です。似たような色で似たような角度から撮影したのですが、パっと見は同じ感じに見えます。しかし、やはり全長と全幅から来るデザインやラインの違いはあると思います。DB7はゆったりしたグランドツアラー的な感じで、FTOはDB7を凝縮したコーナリングマシンと言う感じです。もちろんDB7もテクニックがある方が乗れば、ワインディング等をとんでもない速さで走れるでしょうが日本の狭い道路にはFTOの方が向いていると思います。両方乗った事がありますがDB7は高速道路、FTOはワインディングが1番楽しかった記憶があります。「この2台が似てる!」と言う意見は結構あるみたいですが、個人的には言う程似ていない気がしますね・・・



非常に残念な話ですが、日本の自動車業界は衰退がどんどん進んでいる気がします。2016年のデータですが、20歳以上の男女に聞いた「自家用車を購入したいか?」と言う質問に対して「購入したい。」と答えた方は40~50%程度だったとの事です。また、2017年の新成人への「既に免許を持っているか?」の質問に対し、「持っている。」と答えた方は56.3%だったそうです。全盛期は誕生日が早い方は、高校3年生の時に既に車の免許を持っているくらいに、誰もが「18歳になったら、なるべく早く免許を取りに行こう!」と言う感じでしたが、現在ではまったく違うみたいですね・・・このまま行くとバイクのように、車もごく一部の方の趣味となってしまうような気がします。昔のバイクはちょっと前までの車のようにかなりの数の台数が売れていて、「趣味はバイクです。」と言う方がたくさんいました。現在40歳前後の方だったら、ご自身が10代の時は周囲にバイクに乗る友達や先輩がたくさんいたと思います。そんなバイクも時が流れるにつれて規制や環境問題でどんどん制限され、現在では全盛期の10%程度の販売台数になってしまっています。メーカー側も日本市場はほぼ諦めているらしく、日本で販売されているバイクのほとんどは海外用のモデルばかりになってしまっています。これとほぼ同じ流れが車にも起こっていると思います。規制や環境を重視するあまりに刺激的なモデルはほぼ無く、燃費ばかりを気にした同じようなモデルばかりがラインアップされている状態では、燃費以外の部分に魅力を感じる層はどんどん現行車に興味を持たなくなります。車が売れないので販売台数が少ないのを利益率でカバーしようとしているのか、個々の車の値段が非常に高くなっています。若い方の収入は減る一方なのに車はどんどん高くなる状態で、若い方が「車に乗ろう!」と思うワケがないのです。日本市場に諦めを感じ始めたのか日本国内で販売する車種を大幅に削減するメーカーも増えて来ましたし、今後はバイクと同じように販売台数が全盛期の10%程度になってしまう日も遠くないかもしれません・・・

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プロフィール
HN:
ぴんぽる
性別:
男性
職業:
色々です。
趣味:
車、バイク、楽しい事。
自己紹介:
1992年式のポルシェ・911ターボ(964)との毎日をご紹介します。詳しい維持費や仕様、バイク等の話題はホームページの方に掲載しておりますので合わせてご覧下さい。みんカラもやってますのでよかったらリンクからどうぞ!
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