お得な差。

探せば結構ありそうな気もしますが、グレードによっての差が「これ、絶対１つ上のグレードの方がお得じゃない？」と感じる車種があります。探すのが面倒なので身近な車種で説明しますが、私がすぐに思い付くのがトヨタ・セリカ（ＳＴ２０２）です。１９９７年１２月までのセリカはＳＳ－Ⅰ、ＳＳ－Ⅱ、ＳＳ－Ⅲ、ＧＴ－ＦＯＵＲと４種類のグレードがありますが、下から順番に１４０馬力、１８０馬力、１８０馬力、２５５馬力と最大馬力が異なります。とりあえずＧＴ－ＦＯＵＲとＳＳ－Ⅲは置いておいて、ＳＳ－ⅠとＳＳ－Ⅱの差を見てみたいと思います。まず、ＳＳ－Ⅰは車両本体価格が１８１万円で１４０馬力、ＳＳ－Ⅱは車両本体価格が２１４万円で１８０馬力です。ＳＳ－ⅡはＳＳ－Ⅰと比べて車両本体価格で１．１８倍、馬力は１．２８倍となっています。簡単に言うと１８％増しの金額を払えば２８％増しのパワーが手に入るのです。３３万円で４０馬力アップと言うのはアフターパーツでチューニングしても無理な数字です。ちなみに私の愛車のポルシェ・９１１ターボ（９６４）を同様に比べてみると、セリカがどれだけお得か解ると思います。９１１は９６４時代は基本グレードはカレラ２、カレラ４、ターボとなっていた（タルガやＲＳ、ターボＳは除きます。）のでカレラ２とターボを比べてみます。カレラ２が車両本体価格が１０３５万円で２５０馬力、ターボは１６５０万円で３２０馬力です。カレラ２はターボと比べて車両本体価格で１．５９倍、馬力は１．２８倍です。馬力の増加はセリカと同じなのに、値段は５９％増しです！もちろん探せばもっと差がある車があるかもしれませんが、上記結果から考えるとセリカのＳＳ－Ⅱ以上は非常にお得な気がします。私はパワーが好きなので、個人的に買うならＳＳ－Ⅱ以上を探したいですね！

意外な盲点。

今はとんでもなく便利な時代になったモノで、自身の欲しい車や興味のある車の名前や型式を入力して検索すれば、すぐに走っている動画等が見れます。動画で見ると写真だけでは伝わらない魅力が解りやすく、車の購入を考えている方の大半が動画も見ると言うデータも納得です。しかし、欲しい車や興味のある車の動画は見ても意外と自身の現在の愛車の動画を見る事って無い気がするのは私だけでしょうか？もちろん購入してからしばらくは、色々なカスタム等の参考のために見るかもしれませんが、私のように１４年とか乗っていると意外と見ない気がします。もちろん人によって違うので一概には言えませんが、私の周りでは結構見ない方が多かったです。そんな事に気が付いたので、色々な動画サイトでポルシェ・９１１ターボを見てみましたがやっぱりカッコイイですね！車好きが自身の愛車を見たら「カッコイイ！」としか思わないのは誰でも知っている持病ですが、動画サイトで自身の車と同型の車を見ても「カッコイイ！」としか思わないのまで持病だとは知りませんでした。自分の愛車を運転して幸せを感じるのは簡単ですが、自分の愛車が走っているのを外から見れる事はほとんど無いと思います。「誰かに運転させて、追走すれば良いのでは？」と言う意見もあると思いますが、個人的にはお互いの色々なトラブルやリスクを考えると、誰かに乗ってもらうのはよろしく無いと思っているのでやりません。しかし、こうして同型の動画でここまでカッコ良くと見えるとなると、自分の愛車が走っている動画もぜひ見たくなります！追尾型ドローンを使うか、誰かにカメラを搭載した車で追走してもらうくらいしかないですかね？でもドローンは規制があると聞いたので無理なのでしょうか？色々と興味が出て来たので、そろそろ動画も勉強してみようと思います！

悩んだ時にオススメな方法。

特に趣味車の場合に多いのですが「欲しい車があるけど乗り換えようか？乗り続けようか？」と言う悩みを持った時は、普通の車の時よりも何十倍も悩むと思います。欲しい車の良いところと、悪いところを想像して現在の愛車と比べるのですが、欲しい車の印象が強いと現在の愛車の良い部分や悪い部分を見落としがちです。そんな時は休日等のゆっくり時間が取れる日を１日使って、現在の愛車とのんびりとドライブをしてみましょう。海でも山でも良いのでお気に入りのドライブコースを愛車で思う存分走ってみて下さい。休日のワインディングや高速道路のＰＡには、たくさんの車好きがいると思います。そんな仲間の集まる駐車場に愛車を停めて、休憩しながらもう１度愛車をじっくりと見て下さい。周りの同じ車仲間が声をかけて来たらその声に耳を傾けて、自身の愛車に対する感想を聞いてみましょう。きっと自身が忘れていた愛車の魅力にもう１度気が付く事が出来ると思います。そう言った本来の愛車の魅力を再確認したら、自宅に戻ってもう１度欲しい車との事を考えてみると本当の自分の気持ちに気が付きやすいです。新しい車は実際に手元に無いので想像だけの魅力が膨らみがちですが、現在の愛車は実際に所有して色々な事を体験しているので、想像では魅力は膨らみません。こうやってきちんと自身の愛車の魅力をきちんと実感してから比べるのが本来の比較だと思います。ちなみに買い替えではなくて増車の場合は方法が違う場合があります。「増車したいけど奥さんの許可が出ない。」と言う場合はこの方法は逆効果です。休日に愛車とのドライブを堪能している場合ではありませんので、奥さんと一緒に出かけて買い物や食事をし、根気良く説得しましょう。ちなみに当店のお客様は「私と結婚する時よりも、今日の方が必死じゃない？」と言われて冷や汗かいたそうです。必死になり過ぎも良くないみたいなので、説得も程々に・・・

ポルシェで安いお店？

たまに「ポルシェやフェラーリが安さがメインなお店に停まっているのを見ると恥ずかしい。」と言う方がいますが、個人的にはまったく気になりません。ドライブ途中に買い忘れていたモノを思い出せばスーパーも寄りますし、お腹が減ればファーストフードも普通に入ります。私の周りだけかもしれませんが、普通に観葉植物をポルシェに積んでフロアマットに土をこぼし「あ、いけね。」と笑顔でつぶやくポルシェオーナーや、「スーパーの立体駐車場の２階に行こうとしたら、スロープでリップスポイラーが外れた。」と言うフェラーリオーナーまで「フェラーリだから、ポルシェだからこう言う使い方するのは恥ずかしい。」等とは微塵も思っていないオーナーさんが多いです。確かに「高級車メーカー」としての一般的なイメージがあるのでしょうが「高級車だからこうしないといけない。」と言う決まりは無いのでオーナーの自由だと思います。逆にせっかく憧れだった車を手に入れたのに「～すると恥ずかしい。」等と思いながら、周りの目を気にして乗るのは非常にストレスだと思います。そんな事言っていたら、もしドライブ中にトイレに行きたくなった時にはどこに行けば良いのでしょうか？コンビニは安さと手軽さがメインなハズなのでコンビニを選択肢から外すとなるとは、後はガソリンスタンドくらいしか行ける場所が思いつかないです。「ポルシェでコンビニ入るの恥ずかしい。」と言って、車内で大惨事になるまで我慢し続ける方がいたらそれはそれでスゴいと思いますが、基本的には「どこ行ってもいいじゃん？」程度に考えていた方が楽しいと思います。どんな車もそうですが「人にどう思われるか？」ではなくて「自分がその車をどう思うか？」をメインに選んだ方が、購入後も幸せになれると思います。

まさかの復活！？

「上記画像はある車の復活予想ＣＧですが、車種は何でしょう？」と聞かれて、すぐに答えが頭に浮かんだ方は３５歳以上の方だと思います。正解はもちろんランチア・デルタインテグラーレで親会社であるフィアットクライスラー社が、ランチアブランド復活の１発目として検討しているとの事です。デルタインテグラーレは超有名車種ですし、ＷＲＣでの功績等を考えると確かにランチアブランド復活の１発目に相応しい車種ですが、個人的にはランチア・ストラトスやランチア・ラリー０３７の方がイメージが強いです。もちろんブランドを復活させるための車種ですので、販売台数を考えると５ドアのデルタシリーズの方が向いているのかもしれませんが、ぜひイメージリーダーとしてストラトス等も一緒に復活させて欲しいです。


上記画像が生産中止になったデルタインテグラーレですが、名前は知らなくても「この車見た事ある！」と言う方は多いのではないでしょうか？しかし先日ご紹介したルノー・アルピーヌヴィジョンもそうですが、輸入車のリメイクデザインはどのメーカーも素晴らしいと思います。最近で言えばＢＭＷ傘下になってからのミニシリーズやフィアット・５００等、昔の人気のデザインを上手く現代風に蘇らせて大人気になっています。デルタインテグラーレはまだウワサ段階ですが、アルピーヌヴィジョンはほぼコンセプトカーのまま発売されそうなので今後が楽しみですね！そう言えばルノー・トゥインゴの販売は上々との話ですが、ルノー・サンクターボの現代版であるルノー・トゥインランの発売はどうなったんでしょう？