ぴんぽるとの日々です。なるべく更新するようにしてますがたまに更新できない時もあります・・・
年末に上記画像の赤い丸内のプラスチックが折れたので交換しました。こちらが折れてしまうと閉める時に車から降りて、バイザーを指で抑えながら閉めないといけません。正直、サンルーフはそこまで使わないのですが、機関維持のための稼動が面倒になると結果的にサンルーフが壊れる可能性があるので直しました。ちなみにこのプラスチックのバーは両側にあるので両方交換しました。「こんなプラスチックの棒で一体いくらなんだろう・・・」と若干の恐怖を覚えましたが、両側で1600円でした。「100円ショップとかで売ってそうなプラスチックの棒が1600円!?」と言う反応の方は正常な方です。「やった!スゲー安い!!」と思ってしまった方は完全に手遅れです。「こんなプラスチックで1600円!?やっぱりポルシェはお金がかかる!」と思った方は確かに正常なのですが、ちょっと別方向から考えるととんでもない事が解ります。ぴんぽるは1992年製なので23年前の車です。私のところに来てからだけでも13年が経過します。とりあえず、私が交換したのは初めてなので13年間は折れなかったと言う事になります。
上記画像の上が折れた状態、下が新品です。このリングになっている部分がサンルーフのフラップを引っ張って閉まるのですが、リング部分が見事に割れています。しかし、これだけ細いプラスチックパーツが少なくとも13年は使えると言うのはある意味スゴい事ではないでしょうか?個人的に色々な車のパーツを見たり、耐久性の話を聞いたりしますが、ここまで耐久性が高いモノはあまり聞きません。メーカーや車名は伏せますが、ある車の外側のドアノブなんてヘタすると1年に1回くらいの確率で割れたりするのでこの耐久性に感心します。「輸入車は壊れると高い!」と言う方がいますが、高価なのはやはり高品質なパーツを使っているからです。昔の輸入車はそれこそ一生乗れるくらいの耐久性と造りをしていますので、トータル的に考えると逆に日本車よりもお金はかからないのではないでしょうか?数年で車を乗り換える日本と永く使う海外とでは、やはり考え方も造りも違うと言う事です。もちろん日本車でも一生モノの車はあります。トヨタ・センチュリーなんて世界の高級車と比べてもまったく遜色の無い、とんでもなく凝った造りをしています。当然、その造りに見合ったパーツ代になるのですが、あまりメジャーな車ではないので修理代の話はほとんど出ません。本当に高品質な車は日本車でもお金はかかるのですが、あまり表に出ないので知らない人が多いだけなのです。
ちなみにサンルーフにも当時のポルシェの思考を感じられる部分があります。上記画像の矢印の部分の丸いパーツなのですが、これは先程説明したプラスチックバーが外れないように抑えておくパーツです。材質は硬化ゴムか何かだと思うのですが、これの留め方が非常にポルシェっぽいのです。実はこのゴムは真ん中から出ているバーに入れてあるだけで、何の固定もされていないのです。もちろんそれなりに弾力があるのでそんな簡単に外れる事は無いと思いますが、他社だったらネジ山を作って締めるくらいの事はしそうな部分です。「走る部分以外はそれなりでいいんじゃね?つーかサンルーフって走るためにいるかぁ?」等と当時の開発会議では話していたのでしょうか?交換しながらメカニックに「相変わらず走る事以外は考えてないね・・・」と言うと「走りに関係するとこ以外を触っている時は本当にスゴいメーカーなのか疑わしくなります。」と言うコメントを頂きました。ある意味「さすがポルシェ!」と言いたくなる発見でした。
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さて、2015年になってから軽自動車のスポーツモデルがかなり活発になって来ました。去年から販売されているダイハツ・コペンの丸目モデルや、「ビートの再来。」と呼ばれるホンダ・S660ももうすぐ発売となります。軽自動車のスポーツモデルが好きな方は上記2台で悩んでおられるようですが、ここにもう1台候補に入れるべきモデルが姿を現しました。そのモデルとは、以前にブログでご紹介したスズキ・アルトRSターボです。上記画像が公開されたモノですが、個人的には結構好きなデザインです。昔のテイストを取り入れつつしっかりスポーティな味付けになっていると思います。デザインだけ見るとコペンやS660よりスポーティさが薄いと思われがちですが、実はアルトRSターボが1番スポーツカーとしてのポテンシャルは秘めているのです。その主たる理由は車重です。MT車の車重を調べてみるとコペンは850kg、S660は830kgとなっています。S660はあくまで予想データですが、ほぼ間違いない数値だと思います。これに対してアルトRSターボは600kg前半!この数値は軽いと言われるスズキ・カプチーノの700kgを下回る数値です。ベース車のノーマルアルトが610kgですので充分可能な数値です。ちなみに「リトルギャング」等の物騒な愛称で呼ばれていた初代スズキ・アルトワークス(CA72)の車重は610kgでした。1987年に発売された550ccのモデルと同じような車重なのです。現代の衝突安全基準等をクリアし、安全装備や快適装備も犠牲にせずに1987年当時と同等の車重に収めると言うのは脅威以外のナニモノでもありません!ある意味さすがスズキです。伊達に「良い意味で理性の無い企業。」や「実は日本車企業の中で1番頭のオカシイ会社。」等の賛辞!?を受けていません。しかもベースグレードの価格が69万6000円~と言うのがまた売れる予感がします。最終型だったアルトワークス(HA22)はベースグレードのSCと言うグレードが65万円、ワークスRS/Zが111万円と言う値段だった事を考えると130万円くらいの車両本体価格が期待出来ます!コペンやS660は車両本体価格で180万円を超えるのでかなりの差が予想されます。ご家族がいらっしゃる方も5ドアでこの金額だったら許可されやすいのではないでしょうか?当方が現在通勤で使っているスバル・ヴィヴィオRX-Rが車重710kgですが、きちんとMT車に慣れた方が乗ると燃費も20km/Lくらいは行きます。1992年の古いエンジンやコンピューターを使ったヴィヴィオRX-Rでこれだけ走るのですから、最新技術満載のアルトRSターボはもっと燃費は伸びるでしょう!維持費もかなり安くなる事が容易に想像出来ます。こうして色々な方面から考えてみると、この金額でこれだけのスペックの車が買えるのは本当にスゴいと思います。ちなみにご存知のように軽自動車は64馬力の自主規制があります。同じ64馬力の車で200kg近い車重の違いがあるのです!もうデータだけ見ててもアルトRSターボの速さが想像出来ます。もちろん「気軽にオープンを楽しみたい!」や「デザインが好き!」と言う方は好きなモデルを買えば良いと思いますが「楽しい走りの車が欲しい!」と言う希望が1番に来る方は3車が発売され、きちんと試乗してから決める事をオススメします。個人的には新車の軽自動車を買うとなったら間違いなくアルトRSターボ1択です。速い、安い、使い勝手も良い!と3拍子揃った車なんてほとんどありませんので・・・
早いモノで気が付けば2014年も終わっていました。昨年もたくさんの方のご協力、ご支援を頂き無事に過ごす事が出来ました。みなさん本当にありがとうございました。こうして1年を振り返ると、自分の好きな事で生きていけると言うのはとても幸せな事だと痛感します。「好きな事を仕事にすると失敗する。」と言われる方もいらっしゃいますが、私の場合は幸運にも一応失敗しないで、無事に過ごせております。失敗すると言われる方の意見は「仕事にした時点で趣味では考えなくて良い利益が絡む。利益を追求すると自分の納得行かない事でもしなければならないので、趣味では考えられないストレスや矛盾を抱えてしまいヘタすりゃ車自体が嫌いになる。」と言う感じです。しかし、自分でやってみて思ったのは「好きを仕事にしても、好きの方を優先すれば失敗はしない。」と言う事です。確かに仕事である以上お金が絡みます。それなりの利益も出さなければいけませんし、理不尽な事もあります。しかし、どんなツラい状況でも「好き」を優先すれば乗り越えられるのです。そして、本当に「好き」を優先していれば自然とお付き合いする人も同じ「好き」が強い方が増え、理不尽な事を言ったりするいわゆる「お付き合いをしたくない方。」は自然と淘汰されて行きます。車が好きで、車関係の仕事にして失敗される方は無闇に利益だけを追求したりして「好き」を忘れたり、疎かにしたりしているからではないでしょうか?もちろん私はかなり環境に恵まれています。その上で何とか失敗していないだけなのかもしれませんが、車関係の仕事をしている方の話や業界での情報等を聞いていると、とてもではありませんが車が好きとは思えない業者が多過ぎます。そして残念な事にこのような業者は決して無くならないのです。逆に利益ばかりを追求するので非常に大きくなったりしています。確かに利益があれば生活は潤いますが、お金だけでは絶対に楽しくないと思います。「次はこの車が欲しいから頑張る!」や「あのパーツを愛車に装備したいから頑張る!」と言う目標に向かって努力する楽しさと、達成した時の快感はお金があるだけでは絶対に得られないモノです。今年も自分の1番好きな車の事だけを考えて頑張って行きたいと思います!みなさん今年もよろしくお願いします!
最近コンビニの100円コーヒーが大人気のようです。確かに缶コーヒーに130円出すよりも、出来立てのコーヒーに100円出す方が満足度は高く感じます。個人的に缶コーヒー等はメーカーにバカにされているような感じがするのであまり好きではありません。元々100円だったのに消費税の3%が導入される時に「1円単位の釣銭は面倒だから。」等と言う理由で110円に値上げし、消費税が5%になったらどさくさに紛れて120円、そして今回の8%になったら130円。100円の商品に8%の消費税なら108円です。現段階なら「1円単位の釣銭は面倒だから。」と言う理由で110円になるのは理解出来ますが130円と言う値付けは人をバカにしているように思えます。たぶん一般の方も同じように感じるのか、コンビニの100円コーヒーの売上げはとんでもない事になっているようです。そして、エリアによりますが、最近このコーヒーをゆっくり楽しんでもらうためなのかコンビニ内で軽食やコーヒーを満喫出来るスペースを用意するお店が増えて来ました。都内や土地に余裕が無いエリアは無理でしょうが、ちょっと郊外のコンビニだと結構広いスペースが設けられています。我が家はツーリング等で賑わうエリアなので、週末になるとたくさんの趣味車がコンビニで休憩していますが、みなさん店内から愛車を眺めながらコーヒーを楽しんでいます。そして、この愛車を眺めながらの休憩と言うのは意外な効果があるのです。ゆっくりとリラックスしながら愛車を見ると、普段気が付かない事に気が付いたりする事があるのです。座った姿勢で見るのと立った姿勢で見るのとでは視線がまったく違います。普段はあまり目の届かない下回りのキズや汚れ等に気が付くのは大抵このような休憩をしている時だったりします。のんびりしながら愛車を眺めると言う楽しい時間ですので、ついでに愛車のコンディションもチェックしてみてはいかがでしょう?
既に我が家のエリアでは氷点下を記録する寒さになって来ました。空冷エンジンにはとても嬉しい季節なのですが、この時期だからこそきちんとしなければならない事があります。それはエンジンオイル量のチェックです。寒い時期はエンジンがなかなか暖まらないので、エンジンオイル量をチェック出来る温度になるまで時間がかかります。上記画像はしばらく走行した後にエンジンルームの上部ダクトを自分のコートで塞ぎ、20分以上アイドリング状態を続けていた時の画像です。ご覧のようにこれだけ時間をかけてもまだ油温が真ん中まで行きません。ちなみに空冷ポルシェはエンジンルームへの冷却風の導入効率が高い(ぴんぽるはフロントのオイルクーラーの位置にワンオフで冷却ダクトを開けているのでノーマルよりさらに暖まりにくいです。)ので、寒い時期は走行しただけでは全然温度が上がらず、逆に下がる可能性が高いです。ここまで面倒だと「ちょっと暖まれば油量計の針は動くし、まだそこまできちんと量らなくても大丈夫だろ。」と思ってしまうのが人間です。確かに油量計の針がちょっとでも動けばエンジンに影響の無い量のエンジンオイルは入っています。しかし、そこからそれなりの高回転で走行したらそれなりにオイルは消費します。いつオイルが規定値を下回るか解らない状態は非常に不安です。また、油量計自体やエンジンオイルの量を確認するモニターセンサーにトラブルがある可能性もあります。ここはやはりきちんとディップスティックで確認するのが1番安全ですし安心です。ご存知の通り、ディップスティックはただの鉄製の棒なのでトラブルも何もありません。きちんと規定温度までエンジンを暖めてから油量を確認しましょう。確かに寒い時期のディップスティックでの確認は手間と時間はかかりますが、たかだか数十分の手間を面倒臭がってエンジンブローでもしたら最悪です。エンジンオイルは空冷エンジンのポルシェの生命線ですので、手間がかかってもきちんと確認する事をオススメします。きちんとこの寒い時期になぜか自分のコートをリアフードの上に乗せ、メーターを凝視している私の事を普通の人が見たら「何だ?あれ?」と言う感じになると思います。事実、私も高速道路のPAで油量確認していたのですが、休憩で通りかかったタクシーのドライバーさん等が不思議そうに見ていました。しかし、人の目や寒さに負けるようでは旧車に乗る資格は無いと思います。愛車に大切な事を面倒臭がらずきちんとやる事が、旧車のオーナーの最低限の資格である事を忘れないようにしましょう。
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プロフィール
HN:
ぴんぽる
HP:
性別:
男性
職業:
色々です。
趣味:
車、バイク、楽しい事。
自己紹介:
1992年式のポルシェ・911ターボ(964)との毎日をご紹介します。詳しい維持費や仕様、バイク等の話題はホームページの方に掲載しておりますので合わせてご覧下さい。みんカラもやってますのでよかったらリンクからどうぞ!
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