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ぴんぽるとの日々です。なるべく更新するようにしてますがたまに更新できない時もあります・・・
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既に我が家のエリアでは氷点下を記録する寒さになって来ました。空冷エンジンにはとても嬉しい季節なのですが、この時期だからこそきちんとしなければならない事があります。それはエンジンオイル量のチェックです。寒い時期はエンジンがなかなか暖まらないので、エンジンオイル量をチェック出来る温度になるまで時間がかかります。上記画像はしばらく走行した後にエンジンルームの上部ダクトを自分のコートで塞ぎ、20分以上アイドリング状態を続けていた時の画像です。ご覧のようにこれだけ時間をかけてもまだ油温が真ん中まで行きません。ちなみに空冷ポルシェはエンジンルームへの冷却風の導入効率が高い(ぴんぽるはフロントのオイルクーラーの位置にワンオフで冷却ダクトを開けているのでノーマルよりさらに暖まりにくいです。)ので、寒い時期は走行しただけでは全然温度が上がらず、逆に下がる可能性が高いです。ここまで面倒だと「ちょっと暖まれば油量計の針は動くし、まだそこまできちんと量らなくても大丈夫だろ。」と思ってしまうのが人間です。確かに油量計の針がちょっとでも動けばエンジンに影響の無い量のエンジンオイルは入っています。しかし、そこからそれなりの高回転で走行したらそれなりにオイルは消費します。いつオイルが規定値を下回るか解らない状態は非常に不安です。また、油量計自体やエンジンオイルの量を確認するモニターセンサーにトラブルがある可能性もあります。ここはやはりきちんとディップスティックで確認するのが1番安全ですし安心です。ご存知の通り、ディップスティックはただの鉄製の棒なのでトラブルも何もありません。きちんと規定温度までエンジンを暖めてから油量を確認しましょう。確かに寒い時期のディップスティックでの確認は手間と時間はかかりますが、たかだか数十分の手間を面倒臭がってエンジンブローでもしたら最悪です。エンジンオイルは空冷エンジンのポルシェの生命線ですので、手間がかかってもきちんと確認する事をオススメします。きちんとこの寒い時期になぜか自分のコートをリアフードの上に乗せ、メーターを凝視している私の事を普通の人が見たら「何だ?あれ?」と言う感じになると思います。事実、私も高速道路のPAで油量確認していたのですが、休憩で通りかかったタクシーのドライバーさん等が不思議そうに見ていました。しかし、人の目や寒さに負けるようでは旧車に乗る資格は無いと思います。愛車に大切な事を面倒臭がらずきちんとやる事が、旧車のオーナーの最低限の資格である事を忘れないようにしましょう。

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ぴんぽる
性別:
男性
職業:
色々です。
趣味:
車、バイク、楽しい事。
自己紹介:
1992年式のポルシェ・911ターボ(964)との毎日をご紹介します。詳しい維持費や仕様、バイク等の話題はホームページの方に掲載しておりますので合わせてご覧下さい。みんカラもやってますのでよかったらリンクからどうぞ!
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