ぴんぽるとの日々です。なるべく更新するようにしてますがたまに更新できない時もあります・・・
ここ数年の大手自動車メーカーのディーゼルエンジン不正問題や、海外諸国の「20○○年までにディーゼルエンジンとガソリンエンジン車を国内で走行させなくする。」と言う発表のせいか、私が思っていた以上にみなさんガソリン車とディーゼル車への不安は大きいみたいです。昨日の電気自動車のブログを見た数人の車友達から、「早めに電気自動車乗った方が良いですかね?」と言う質問を頂いたので、私個人の考えをお伝えしようと思います。まず、海外諸国のディーゼルエンジンとガソリンエンジンを国内で走らせないようにすると言う発表で、1番早いのはオランダとノルウェーの2025年です。24%を超える電気自動車普及率を誇り、「世界の電気自動車首都。」とまで呼ばれるノルウェーですら7年後からのスタートです。しかも「ガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する。」と言っているので、今まで販売されたユーザーの所有している車は関係無い可能性が高いです。日本でもしこの規制が入るとしても、かなり後になると思いますのでしばらくは問題無いと思っています。色々な予想が出ていますが、2030年になっても世界での電気自動車の普及率は10%以下と言う意見もありますし、充電器の設置問題もあるため数十年は大丈夫と思われます。もし数十年後にガソリン車やディーゼル車が走れない状況になったとしても、愛車を電気自動車化すれば良いだけですので個人的にはあまり気にしていません。現在ではガソリン車やディーゼル車を電気自動車化するには、安くても300万円近い金額がかかりますが、日本で電気自動車しか走れない時代が来る頃にはもっとコストも下がってバッテリーの性能も上がっていると予測されます。例えば日産・リーフは2010年の初代が登場した当初の実際の航続距離は100km程度でしたが、2017年に発売された2代目のモデルでは実動距離で250km程度まで増えています。7年で倍以上の航続距離まで伸ばせるのですから、日本が電気自動車だけの時代になったら相当の距離になっていると思います。時代が時代ですので、「ガソリンエンジンやディーゼルエンジンのままの愛車を一生乗りたい!」と言うのは難しいかもしれませんが、電気自動車になった愛車は一生楽しめると思いますので、前向きに今の愛車を可愛がってあげて良いと思います。ちなみに言うまでも無いと思いますが、本日の内容も私個人の勝手な予想ですので、あくまで参考程度でお願いします。
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世の中の動きのせいか、最近電気自動車を検討される方が増えて来ているみたいです。「お前、絶対に電気自動車に興味無いだろ!」と言われる事の多い私ですが、実は最近はそんな事はありません。新車の電気自動車にあまり興味が無いのは変わらずなのですが、自分の車を電気自動車に改造する方には結構興味はあります。もちろん今すぐにぴんぽるを改造しようとかそう言う話ではないのですが、旧車等を電気自動車に改造するとMTが残せるので「もしガソリン車がどうしても走れなくなったら考えるか・・・」と言うような感じで興味があるだけなのです。ちなみに個人的に現時点で電気自動車への改造を行うとしたら、やはり1番気になるのは航続距離です。現在の最新モデルである日産・リーフは、JC8モードで最高400kmの走行が可能ですがもちろん走り方によって距離は変化します。急速充電器を使用した際はバッテリーの80%までの充電となるそうですし、通常走行を考えたら250km程度を目安に充電した方が良いと予想しております。ちなみにリーフは充電状況と航続可能距離がメーターに出るのですが、100%充電の状態でも航続可能距離は331kmと表示されており、最初から400kmは無理な事を自分で教えてくれます。ちなみに電気自動車はエアコンを使うとさらに電力を消費するので、「普通に使ってストレスを感じない乗り方。」をすると、やはり250km程度が現実的な距離かと思います。ちなみに充電時間は急速充電器を使った場合、40分で80%充電出来るそうです。現在日本全国で29520基の充電器が設置されており、その中の7420基が急速充電器との事ですので、きちんとルート設定等を間違わなければ電気が切れて動けなくなる事はなさそうな感じです。「でもワインディングや夏場の渋滞等、電気を消費するシーンが多い場合はどうなるんだろう?」と不安になる方も多いと思いますが、そんな方は1回レンタカーで借りてみる事をオススメします。現在リーフは日産レンタカーで24時間借りても18360円(会員の方は12852円。)ですので、「買おうか悩んでいるけど、実際に買って失敗したらどうしよう・・・」等と思っている方は、まず実際に借りて使い勝手を試した方が良いと思います。個人的には「航続距離も充電時間ももう一息レベルが上がらないとなぁ・・・」と言う感じですが、「基本的には毎日の通勤で、たまにしか遠出しない。」と言う方であれば検討するレベルの能力ではあると思えます。
私の好みの年代のスポーツモデルの異常相場が始ってから大体5年が経過しようとしています。仕事でも同じような年式の車を扱っているので仕入れで相場を常に見ていますが、見れば見る程感覚が狂って行くのが実感出来ます。そしてこの感覚の狂いは、バイク等の別のジャンルの仕入れをする時にとんでもないミスを誘発する可能性があるので困ります。先日もお客さんと新しいBMWのスーパースポーツモデルについて話をしていたのですが、今回出るBMW・S1000RRと言うバイクは、日本価格は大体230万円前後との事でした。この金額を聞いた瞬間に「BMWのフラッグシップモデルの新車が230万円って安くない!?」と普通に思ってしまいました。これは間違いなく頭の中で「230万円ってトヨタ・スープラ(JZA80)や日産・スカイラインGT-R(R32)がギリギリ買えるか買えないかって感じの値段だもんな・・・」的な考えがあったのだと思います。冷静に考えてみれば、バイクが230万円と言うのはトップクラスに高額な金額なのですが、どうしても考えの中に車が入って来てしまうのでこのように感じてしまうのです。最近は車種によっては高沸も落ち着いて来ていますが、逆に最近になって上がり始めた車もありますので、今後もこの感覚は消える事は無いように思えます。個人のバイクなら良いのですが、販売用のバイクの仕入れ時にこの感覚に惑わされると大変な事になるので、しばらくは充分注意して仕事をしようと思います。
たまに古い車を買う時に「昔同じ車乗っていたから解ってる。見なくても大丈夫!」と、意味不明な自信を持って電話をして来る方がいますが、個人的には「むしろ昔に乗っていたからこそきちんと見て欲しい。」と思ってしまいます。いつに乗っていたかは不明ですが、個人的には今まで乗っていたのと同じ車種に乗り換える以外は、きちんとすべてを把握すべきだと思います。ちなみに同じ車種ですら個体差によって結構違うので、基本的にはきちんと現車を見る事をオススメします。先日販売したスバル・ドミンゴのオーナーさんが良い例ですが、今までもドミンゴに乗り続けていたので操作や不安なポイント、今までの車の修理等の経験から予測される新しい車のトラブル等、良い部分も悪い部分もきちんと解っていらっしゃいました。古い車に乗り続けていたからこそ今後のメンテナンスやトラブルに対する心構えが最初から出来ていたので、私も安心してお譲りする事が出来ました。今回のような、「現在マニアックな旧車を乗っていて、また同じ車種に乗り換える。」と言う特殊な乗り換え以外の方は注意が必要です。乗っていた時期によって若干の大小はありますが、基本的に過去に乗っていた車の記憶は美化されます。良い事ばかりが記憶に残ってトラブルや悪い部分は残りにくいので、「昔乗っていた時もトラブルなんてほとんどなかったし大丈夫だろう。」的な楽観的な気持ちになりがちなのです。また、昔乗っていた時から時間が経過している方は、さらに注意が必要です。昔乗っていた時はまだまだ程度の良い固体が多かった車でも、現在ではどのような状況になっているかはまったく不明です。昔買った時は5万km程度の上質車が100万円で買えていた車種も、現在では解体寸前の程度でも200万円になっている事なんていくらでもあります。「昔乗っていた車にまた乗りたい!」と言う気持ちがあるのであれば、昔愛車だった車が現在はどのような状況になっているかをしっかり把握してから検討した方が良いと思います。
先日、鈑金塗装のついでにシフト関係の修理を行ったぴんぽるですが、実はボンネットのサビよりもシフトの方が重症でした。ポルシェ・911(964)のシフトリンケージブッシュの劣化は結構深刻で、上記画像の白い樹脂の部分が劣化して粉々になってしまうと、ボールジョイントが落ちてしまってシフトが入らなくなります。当然落ちてしまったら走行不能になるのですが、ぴんぽるは今回もギリギリの状態だったみたいです。私が違和感を感じてから工場に持って行くまでに1週間程時間があったのですが、もしその間に機関維持走行等で乗っていたら走行不能になっていたと思われるレベルで劣化していたそうです。ぴんぽるは異常が出ると、毎回工場に到着するまではギリギリまで耐えてくれて超良い子なんですが、もうちょっと余裕のある症状の出方をしてくれると嬉しいですね・・・ちなみに普通に修理するとなると、上記画像がくっついているロッド全体を購入しなければいけないので、部品代だけで5万円近い出費となります。しかし、樹脂の部分だけを交換するパーツが社外で出ているので、こちらを使えばブッシュ代の数千円だけで済むのです。もちろん金属製の部分がきちんと使えればの話ですが、ほとんどの場合はブッシュだけの交換で大丈夫ですので、「何かシフトのフィーリングがおかしいかも?」と思う方は点検だけでもしてみる事をオススメします。しかしこれだけ重要な部分が、樹脂にボールジョイントを押し込むだけで固定されていると言う構造は、ある意味スゴいと思います。ポルシェだけではありませんが、「樹脂パーツが劣化して、ジョイントが落ちちゃったから走れなくなった。」と言う理由を、笑って理解出来る方じゃないと古い車は楽しめないと言う事なのでしょうね・・・
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プロフィール
HN:
ぴんぽる
HP:
性別:
男性
職業:
色々です。
趣味:
車、バイク、楽しい事。
自己紹介:
1992年式のポルシェ・911ターボ(964)との毎日をご紹介します。詳しい維持費や仕様、バイク等の話題はホームページの方に掲載しておりますので合わせてご覧下さい。みんカラもやってますのでよかったらリンクからどうぞ!
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