ソノ気にさせるだけ？

私の愛車であるぴんぽるは１９９２年式です。今が２０１１年ですので１９年前の車と言う事になります。明確な定義が解らないので何とも言えませんがそろそろクラシックカー、もしくはネオクラシックカーと呼んで良い年代だと思います。先日、ネットか何かの記事で見たのですが「昔の車はドライバーをソノ気にさせるだけ。」と言う記事を見ました。内容は「古い車は何となく雰囲気が人間の感性を刺激するだけであって、性能やデザインでは現在の車の足元にも及ばない。存在する意味は無いに等しい。」と言うような、古い車を愛する私にとってはあまり嬉しい記事ではなかった記憶があります。しかし、個人的には「ドライバーをソノ気にさせる。」と言うのは大事な部分の１つだと思います。もちろん仕事や完全に道具として割り切って考えた場合は違うのでしょうが、車好きにとってはかなりウエイトを占める部分だと思います。もう１つ言わせてもらうとデザインは確実に今の車よりも昔の車の方が良い場合が多いと思います。もちろん車種や個人の好みによっては違うと思いますが、もし今の車のデザインが昔より優れていて、性能が良いのであればもっと車が売れているはずだと思います。個人的に今売れている車の中でデザインや楽しさで売れている車はほぼ無いと思います。どの車も燃費や新しい機能のみで売れている気がします。車好きな方と言うのは永久にいなくなる事は無いですし、少量でも良いのでもっと「ソノ気」にさせる車を造れば多少なりとも車業界の活性化につながるのではないでしょうか？車業界が冷え込んでいるのでメーカー側としては無謀な冒険は出来ないのでしょうが、そこを冒険してみたらかなり魅力的な車が出来るのではないかと思いました。