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先日、後輩から相談があると言う事だったので久しぶりに会ったのですが、最近愛車をエンジンブローさせてしまって悩んでいるとの事でした。状況を詳しく聞いてみましたが、以下のような事だそうです。

エンジンオイルの交換を自分でやる。ドレンボルトが外れてしまうといけないので力任せに思いっっっっっっきり締める。

走行中に突然エンジンから煙吐きながら止まる。

調べてみたらドレンボルトを締め付け過ぎたせいでオイルパンに亀裂が入り、振動で亀裂が大きくなってオイルが一気に抜ける。

オイル入ってないのに走っていたからブロー。

と言う事らしいです。まぁラグビーやっていた身長190cmで体重100kgの範馬勇次郎みたいな体格した人間が、トルクレンチも使わずに力任せに思い切り締めればオイルパンもひとたまりもないでしょう。車を見てくれた工場によるとオイルパンに大穴が開いていたそうです。そこまで車に詳しくないクセによくオイル交換を自分でやろうと思ったモノです。車に詳しくないからでしょうが、たぶん警告灯はまったく見ていなかったのではないでしょうか?もしこのような状況だったら確実に油圧が急速に落ちるハズです。もしその油圧の変化に気が付いて、路肩に停めてエンジンを切っていればエンジンブローまでは行かなかったと思います。オイルパンを交換してエンジンオイルを入れ直せば済むと言う比較的軽いダメージで済んだのに、走り続けたせいでここまで深刻な事態になってしまったと言う事です。車は色々なセンサーを搭載していて、異常があれば必ず乗り手に教えてくれます。警告灯が点かなくても、振動や音で教えてくれます。この車からのサインに気が付けるかが、愛車のダメージを軽くするか重くするかの重要なポイントになって来るのです。車が異常を訴えて来た時に「もうちょっとで目的地だから、そこまでは走れそう。」等と勝手な解釈をして無理して走るのは愚の骨頂です。何かトラブルがあったと解った時はすぐに停める事がダメージを最小限に留める最良の方法だと思います。もちろん高速道路等、安全のためにもすぐに停車出来ない場合もあるでしょうが、なるべく早く減速して路肩に寄せて停める事が必要だと思います。以前にもブログで紹介しましたが、乗り手の「面倒臭い」は車にとって良い事は何も無いと言っても過言ではありません。普段乗っていると普通に見えてしまうメーターですが、何となく見ているだけでなく、異常な動きがあった場合にいかに早くその異常への正しい対策を取れるかが愛車への気遣いだと思いました。

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男性
職業:
色々です。
趣味:
車、バイク、楽しい事。
自己紹介:
1992年式のポルシェ・911ターボ(964)との毎日をご紹介します。詳しい維持費や仕様、バイク等の話題はホームページの方に掲載しておりますので合わせてご覧下さい。みんカラもやってますのでよかったらリンクからどうぞ!
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