ぴんぽるとの日々です。なるべく更新するようにしてますがたまに更新できない時もあります・・・
先日、昔から付き合いのある輸出業者と話をしたのですが、「本当のメイドインジャパンの価値は落ちない。」と言っていました。「どう言う事?」と聞くと、「昔の海外生産に頼らなかった時代の日本製品は、ジャンルを問わずにどんどん値段が上がっている。」との事。何でも昔はそこらじゅうに溢れていた普通の自転車や、壷や机等の家具までが海外の富裕層に大人気だそうです。やはりお金持ちと呼ばれる人種は、良いモノに拘ると言う事でしょうか?車もそうですが、昔の日本車は本当の意味で高品質だったと思います。特にバブルと呼ばれた時期に造られた車やバイクなんて、30年近く経過する現在でもまったく色褪せない魅力と品質を誇っています。個人的にはこれは日本車に限った話ではなく、輸入車にも言える事だと思います。現在は生産国を問わず、2000年くらいまでのスポーツカーの人気がとんでもない事になっています。これは単純に「メーカーがMT車を造らなくなった。」と言うだけではなくて、「現行モデルよりも当時のモデルの方が、本当の意味でそのメーカーらしさがあった。」と言う理由もあるのではないでしょうか?個人的には各国のメーカーの個性が全面的に出ていたのが、2000年くらいまで(モデルによって違います。)だと思います。現在は各メーカー海外に生産拠点を持ち、「メーカーはドイツだけど、生産は違う国。」や「メーカーはイギリスだけど、使っている電装はアジア製。」と言う車がたくさんあります。たまに「こんな有名メーカーの最高グレードなのに、使っているバッテリーは事故の多い○○製!?」と思う車両もあるくらいです。もちろん2000年くらいまでのモデルでも「メーカーはイギリスだけど、使っている電装品は日本製。」と言う車はありましたが、使っていた理由は「そっちの方が性能が良いから。」でした。ところが今はほとんどが「そっちの方が安いから。」と言う理由になっているように感じます。そして、「丈夫過ぎると新しいモデルが売れないから、適度な時期で壊れるように造る。」と言う戦略を使わないと車が売れない環境にも問題があると思います。もちろん以前と比べて販売台数も規模も大きくなっているメーカーが多いので企業の生き残り方としては正しいのでしょうが、昔の良さを知ってしまうとちょっと今後の自動車業界は寂しい気がしますね・・・
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今日も元気にぴんぽるで走り回っていたのですが、休憩中に昔の私とそっくりな方々とお会いしました。上記画像のBMW・M2とポルシェ・911カレラ2のオーナーさんなのですが、お二人共私がぴんぽるを手に入れた時と同じ年齢で、「車にしかお金使わない。」と言う筋金入りの車好きでした!若くしてこのクラスの車のオーナーになると、保険料等を含めた維持費でかなり大変だと思いますが、ぜひ今後も元気に乗り続けてもらいたいと思います。私も今年でぴんぽるに乗り始めてから15年が経過しますが、考えてみたら最初の数年はローンの支払いと保険料等の維持費でかなりの金額を投入していました。車自体の故障等はほとんど無かったのですが、東京都内でのガレージ代や車両保険も含めた任意保険料はそれなりにかかっていました。当時はそれこそ寝る時間を惜しんで仕事をしていたので、可能だった支払いだったと思います。しかも、毎月の支払いをした上で貯金を続け、結果2年後にはローンを一括返済したのですから「昔の自分ってスゴいな・・・」と今でも思います。自身で仕事を始めて5年が経過しますが、なかなか次の目標のランボルギーニ・ディアブロに届かない状態が続いていますが、こう言う気合いの入った若い方とお会いすると「自分も頑張らないと!」と奮起させられます。私を慕い、信用して車のメンテナンスや購入をして下さるオーナーさんがいる限りは車屋を辞めるワケには行きませんので、現在の環境を維持しつつ目標に向かって頑張りたいと思います。本日お会いしたお二人には長時間お話をさせて頂いた上に、良い刺激まで頂けて本当に感謝です。またお会い出来たらご挨拶させて頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。
特にポルシェに多かったのですが、私は今まで「ポルシェは日本車のスポーツカーとほとんど変わらない維持費ですよ。」と説明をして来ました。個体差にもよりますが私が販売、修理したポルシェは大体日本車のスポーツモデルと同じくらいの維持費で済んでいるケースがほとんどです。しかし、近年日本車のスポーツモデルが少なくなって来ているので、この「日本車のスポーツカーの維持費。」のイメージ金額がかなりズレて来ています。最近の日本製スポーツカーしか知らない方は、ヘタしたら「保証は何年ですか?」等と言い出しかねないのです。もちろんディーラー保証が残っているモデルなら保証継続も可能でしょうが、私はそんなに新しいモデルは基本的には扱いません。オイル交換や故障した時の修理代金のイメージが、最新の日本製スポーツカー(スバル・BRZや日産・フェアレディZ等。)の感覚なので、実際の維持費とはかなりのズレが発生します。当方が言う「日本製スポーツカー」とはトヨタ・スープラ(JZA80)や日産・スカイラインGT-R(R32)等を指します。私がメインで扱うポルシェ等は、1998年以前のモデルですので当然比較対象も同年式の日本製スポーツカーになります。この時代の車になると、日本車も輸入車も大して変わりません。故障すればパーツは高いし、修理出来る工場も限られます。車種によってはパーツ自体が生産終了になっているので、ワンオフで作成したりしなければならない部分までまったく一緒です。私は「そんなの苦労のうちに入るか!お金がかかろうと時間がかかろうと乗るんだ!」と言うレベルで好きな方の面倒しか見れませんので、くれぐれも最新車と同じ感覚の方はご注意下さい。ちなみに最新の日本製スポーツカーでも、修理内容によっては結構な金額になります。「修理代はなるべく安くしたい!」と言う方は、保証が残っている中古車か新車が1番オススメだと思います。
本日の車は、私にしては珍しく現行型です。ジャガー・FタイプSクーペなのですが、今でも買おうと思えば新車で購入可能です。最近のこの類の高級輸入車クーペはすべてと言って良い程にATの設定のみになっていますので、このクラスの現行型でMTが選べる事にある意味衝撃を受けました。ちなみにMTを選べるのは3000ccのV型6気筒スーパーチャージャー搭載モデルのみで、ミッションは6速みたいです。最高馬力は380馬力で車重が1720kgとの事なので、ワインディング等を低めのギアを選んで走ったらかなり楽しそうな気がします。調べるついでにジャガーのホームページでオプションを選んだりして遊んでいたのですが、ちょっとオプションをつけるとすぐに数百万円がプラスされますね・・・カーボンルーフが32万とかはまだ解りますが、車にステアリングヒーターって必要なんですかね?バイクだったらかなり助かるのですが、車だとそんなに出番は無いような気もします。しかし、今のシュミレーターはリアルでとてもイメージがしやすいです。ホイールのデザインやボディカラー、室内のカラーやシートのステッチまで、すべてがその場で実際の写真のように合成されるので買う側としてはとても解りやすいと思います。しかし自分の好きなオプションをすべて取り込んだ状態から、オプションがまったく無い状態に戻すとかなり寂しい気分になりますね・・・これを見てしまったらやはりオプションを頼んでしまう方は多いのでしょうか?確実に私には縁の無い話ですが、新車の「本体安くなっても、結局オプションで高くなる。」と言われている意味が少し解った気がしました。
イタリアにビモータと言うバイクメーカーがあります。ビモータは基本的にはフレーム屋なので、エンジンは外部からの供給してもらって「デザインはイタリア製で中身は日本製。」と言う、ある意味夢の共演を実現しています。ビモータは基本的にモデル名の頭文字が、エンジン供給会社の名前になっています。例えばHB1やHB2みたいに、頭文字にHが来ているモデルはエンジンがホンダ製です。SはスズキでKはカワサキ、Yはヤマハと言う具合にとても解りやすくなっています。ちなみに頭文字がBとDと言うモデルがありますが、これはBMWとドゥカティのエンジンを搭載しているモデルの事なので、違う意味の夢の共演となっています。現在のビモータはほとんどのモデルがドゥカティ製のエンジンを搭載しており、ビモータ・SB8Kと言うモデルだけスズキ製のエンジンを搭載しています。また、ビモータ程ではありませんがアプリリアやハスクバーナ等も結構な数のモデルが日本製のエンジンを搭載しているので、バイク業界では「デザイン輸入車で中身日本車。」と言うのはそこそこメジャーだったりするのです。ここで疑問なのですが、なぜ車は「デザインイタリアで中身日本車。」と言うモデルが無いのでしょうか?しばらく考えても「ロータス・エリーゼのエンジンがトヨタ製。」くらいしか思い付きません。以前にメルセデスベンツ製のエンジンを搭載した日産・スカイライン200GT-tと言うモデルが発売されましたが、これは日産とダイムラーとの提携関係がメインの理由なのでデザインとかの話ではないと思います。私は仕事もプライベートも色々な輸入車に拘って来ましたが、どこをどう考えても機関系は日本車が1番です。逆にデザインは輸入車の圧勝だと思うので、ここらでどこかが「デザイン輸入車で中身日本車。」を出してみても良いのではないでしょうか?まぁ「デザインが輸入車。」と言うよりも、ボディ製作を輸入車メーカーが担当してエンジンや駆動系、電装系を日本車メーカーと言う感じがベストな気もします。車が売れない時代ですので、「誰でも欲しがる外見と、誰でも欲しがる信頼性。」を融合したら低迷した自動車業界にも希望が見える気がします。
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プロフィール
HN:
ぴんぽる
HP:
性別:
男性
職業:
色々です。
趣味:
車、バイク、楽しい事。
自己紹介:
1992年式のポルシェ・911ターボ(964)との毎日をご紹介します。詳しい維持費や仕様、バイク等の話題はホームページの方に掲載しておりますので合わせてご覧下さい。みんカラもやってますのでよかったらリンクからどうぞ!
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