どの道も正解。

先日、車友達のＮさんが遊びに来た時に愛車の維持費の相談を受けました。Ｎさんの愛車は旧車と呼べる年式ですので、正直なところいつ何が壊れてもおかしくありません。今までも色々とお金をかけて来てはいるのですが、今後の維持費に不安を覚え始めているとの事で、何か現状でもっと維持費を抑えられる方法があればアドバイスが欲しいとの事でした。正直な話、「旧車はどんなに気を遣って機関維持やメンテナンスをしていても、壊れる時は壊れる。」としか言えないので、「これをすれば良い！」と言うアドバイスは出来ません。しかし、考え方やちょっとした我慢をする事によって維持を多少楽にする事は出来ます。例えばメインカーとセカンドカーが同じ年に車検が来る方は、どちらかをしばらく乗らないで車検の年をずらし、２年に１回２台分の車検代を払うのではなく、毎年１台づつの車検代を用意する事によって出費を均等に出来ます。また、セカンドカーを２５０ｃｃ以下のバイク等に変更すると、さらに出費は抑えられますので、ライフスタイルに合わせて自身のカーライフを定期的に見直す事もオススメです。この類の悩みは車好きなら誰でも通る道ですが、個人的には「どの道を選んでも正解。」だと思っています。維持が大変になって来て愛車とお別れするのも正解でしょうし、他の何を捨てても愛車を維持し続けるのも正解だと思います。簡単に言ってしまうと「どこまで愛車を乗り続けたいか？」と言う、自身の気持ち次第です。自身に「次に大きい金額の修理が発生したらどうしよう？」と問いかけてみて、「次大きいの来たら乗り続けるのは諦めよう。」と思えばお別れした方が良いでしょうし、「大きい金額の修理が来たらその金額が貯まるまで頑張ってお金稼ごう！」と思えれば乗り続ければ良いと思います。保管場所や車の仕様にもよるので万人にオススメ出来る方法ではありませんが、可能なら１度車検を切ってしまってみるのも１つの方法です。車検が無くなって乗れなくなった愛車を見て、「頑張ってでも乗りたい！」と思うか「別に無ければ無いで特に問題は無いか？」と思うかで、その後のカーライフを決めると解りやすいかもしれません。

個人的には同じ。

先日、光岡・Ｂｕｄｄｙと言う新モデルが発表されたらしいのですが、「デザインがカッコイイ！」と言う事で話題になっているようです。今回も以前に発表した光岡・ロックスターと同じ系統で、「日本車ベースのアメリカ車。」と言う感じになっていましたが、今回もなかなか良さげなデザインでした。まぁ個人的には「アメリカ車っぽい！」と言うよりも「まんまサバーバン。」と思いましたが、これはこれで好きな方は多そうなので、またすぐに売り切れてしまう可能性も高そうです。前回のロックスターの時もそうでしたが、「こんな見た目だけアメリカンでも、エンジン小さければ意味が無い！」とおっしゃる方がいますが、個人的には「アメリカ車メーカー自体が純正で２４００ｃｃの直列４気筒エンジンを搭載する時代なので、そこまで気にしなくても良いのでは？」と思います。


仕事や趣味上、車に関する色々な質問や相談を受けますが、やはりアメリカ車の購入を考えている方が１番気にするのは、故障や燃費と言った維持費関係です。別に改めて言う事でもありませんが、当然日本車に比べればアメリカ車の方が故障の確率も高く、修理代等の維持費は日本車よりは高額です。古い年式になれば日本車もアメリカ車もあまり変わらなくもなりますが、新車保証が切れたてくらいの年式で比べたら、維持費はほぼ間違いなくアメリカ車の方が高いでしょう。「維持費は抑えたいけど、アメリカ車のような迫力のあるデザインの車に乗りたい！」と言う事であれば、ロックスターやＢｕｄｄｙは非常に魅力的なモデルと言えると思います。ロックスターの時はベース車であるマツダ・ロードスターの２００万円増しくらいの価格でしたが、今回のＢｕｄｄｙはロックスターよりはオリジナルから変更されていない部分が多そうなので、そこまで高額にはならないかもしれません。ベース車であるトヨタ・ＲＡＶ４の１５０万円増しくらいと仮定すると、大体４５０万円くらいからと言う感じですかね？２０２０年１１月２６日から先行予約受付開始らしいので、気になる方は早めにお問い合わせした方が良いと思います。

４００万円オーバーも可能。

最近の軽自動車の新車価格は、そこらの普通車を軽く凌駕する高額帯となっています。個人的に「軽自動車高くなったなぁ！」と感じたのは１０年以上も昔の事ですが、その後順調に値上がりは続いていたようで、久しぶりに調べてみたらとんでもない事になっていました。現在人気トップのホンダ・Ｎ－ＢＯＸは、初代が登場した２０１１年の１番安いグレードの新車価格は１２４万円だったのですが、現行型では１番安いグレードは１３４万円となっております。驚くのは１番高いグレードです。初代は１番高いグレードでも１７８万円だったのですが、現行型だと２１３万円と、３５万円も高くなっているのです！そして恐ろしいのはメーカーやディーラーが用意しているオプションで、ほぼすべてのオプションを搭載すると軽く４００万円を超えるのです！試しにＮ－ＢＯＸの１番上のグレードにアルミホイールやナビ、内外装小物等をほぼフルに装備してみたら４３０万円近い見積もりが出ました！ちなみにこの金額にはチャイルドシートやペット用装備は入っていませんので、この類の装備を付けたら４５０万円は軽くオーバー出来ます。個人的なイメージでは「最近の軽自動車はオプション次第で３００万円を超える。」と言う感じでしたが、まだまだ上があったんですね・・・話のネタに適当にセルフ見積もりをやってみただけですが、金額の高さと同じくらいにオプションの豊富さに驚かされました。外装のエンブレム等の小物だけでもかなりの種類がありましたし、個人の細かい好みにまで対応出来るように、素材やカラーが豊富に用意されていました。現在は車種自体が少なくなって来ているので、このようなオプションでオリジナリティを出すのが主流と言う事でしょうか？「自分好みのＮ－ＢＯＸをオーダーしたらいくらになるんだろう？」等とお考えの方は、ぜひこちらからお試し下さい。

ちょっと足したい。

先日発表された新型の日産・フェアレディＺですが、個人的には結構好きなデザインでした。私は以前にＳ３０型のフェアレディＺを所有していた事がありましたが、今回の新型はＳ３０型を彷彿とさせる部分が多い気がします。特にフロントのデザインはＳ３０のイメージを残しつつ、現代のテイストも上手く融合させているように思えます。


こちらが私が所有していたＳ３０型ですが、ヘッドライトやボンネット、グリルのデザインに同じニオイを感じます。ちなみにＳ３０型はアメリカ在住時期の愛車だったのですが、車の楽しさから厳しさまで教えてくれた１台でした。確か私が所有していたのは２８０Ｚと言う２８００ｃｃのエンジンを搭載したモデルだったので結構速かったです。ボディも軽かったので普通に走っているだけでも楽しかったのですが、私が手に入れた時点で２０年が経過した車だったので、所有中に色々なトラブルを経験しました。先輩と５時間離れた町に行ったら目的地直前でクーラント液のホースが破れ、近所のスーパーだかで手に入れた適当なホースで修理した時は「車ってとりあえずだったら何の部品でも良いのか！」と言う事を教えてくれました。吹雪の日に運転席側のワイパーブレードが吹っ飛んで、助手席のワイパーブレードを運転席に付け直し、助手席側はワイパーを立てた状態で帰って来た時は「ワイパーって大切なんだなぁ・・・」と言う事を学びました。こんな感じで色々教えてくれた１台だったのですが、１番意味不明だったのは「エアコンの冷房は真夏でも寒いくらいに効いたのに、真冬に暖房がまったく効かない。」と言う部分です。一緒に車をイジっていた先輩も、「逆は良く聞くけどこの症状はまったく解らん。普通はエンジンの熱を送風で送るだけで暖かいんだけどね？」と不思議そうな顔をしていました。結局原因を突き止める前に帰国が決まってしまったため、今でもエアコンの件は謎のままになっています。このようにＳ３０型に思い入れのある私なので、もし新型Ｚに乗るとしたらぜひ付け加えたいパーツがあります。


こちらは私が簡単に画像加工しただけなので、超適当な仕上がりとなっていますが、Ｓ３０型のような細いフロントバンパーを追加したいと思います。このようなバンパーを追加するだけで、さらに昔のイメージに近づけますし、個人的にはＧノーズよりもこちらの方が好きだったので、もし乗るならこんな感じにして乗りたいです。しかし新型Ｚのグリル部分を良く見ると、最初から上と下でダクトのデザインが別れているので、もしかしたら最初からバンパーを後から追加出来るように造られているのかもしれません。新型Ｚは６ＭＴも用意されるらしいですし、エンジンも４００馬力くらいのＶ型６気筒ツインターボエンジンを搭載するそうなので、今後の情報が楽しみです！

完全に一致。

色々と話題になっていたホンダ・ｅですが、ついに２０２０年中には日本でも導入されるみたいです。コンパクトカー同等のボディサイズとＦＲと言う駆動方式、そしてこの可愛らしいデザイン等、魅力はたくさんあると思うのですが、お値段は４５１万円（ベースモデル）と言う可愛くない金額になっています。航続距離は２８３ｋｍと他社のＥＶに比べて短めですし、正直なところ個人的にはデザイン以外で積極的に選択する要素は少ないように思えます。ホンダ自身も年間販売計画台数を１０００台に設定しているところを見ると、積極的に販売すると言うよりも、イメージ戦略や今後の派生モデルを念頭に置いたモデルと位置付けているように思えます。個人的にはホンダ・ＣＲ－Ｚのような、ＭＴ設定のあるスポーツハイブリッドモデルを追加してもらえると嬉しいです。ちなみに私はこの車を初めて見た時からずっと「どっかで見た事ある・・・」と思い続けていたのですが、昨日やっと気が付きました。


スーパーマリオシリーズで出て来るこの人に似てたんですね・・・ファミコン時代は苦労させられました。ずっとモヤモヤしていましたがスッキリしました。