このまま行けば・・・

２０１９年３月２０日にポルシェ・カイエンクーペが発表されたそうです。パっと見はカイエンの全高を下げ、ルーフからテールエンドまでのデザインを変更しただけのように見えますが、実は細部は結構違うみたいです。全高が下がった事によってリアドアやフェンダーも再設計された結果リアトレッドは１８ｍｍワイド化されていますし、カイエンよりも３０ｍｍ低く設置されたリアシートのおかげで頭上スペースも確保されているそうです。ラインアップは３０００ｃｃのＶ型６気筒ターボエンジン（３４０馬力）と４０００ｃｃのＶ型８気筒ツインターボエンジン（５５０馬力）の２種類だそうです。当然今後は違うグレードがじゃんじゃん出て来る事が予測されますので、色々なグレードから選びたい方はしばらく待った方が良いと思います。ちなみにカイエンクーペはスポーツカー要素を強くしたいのか、オプションでカーボンルーフを選べたり、９０ｋｍ／ｈを超えると１３５ｍｍまで展開してダウンフォースを得るアダプティブルーフスポイラーが装備されていたりします。この調子だと、昔のカイエンＧＴＳに設定されていたＭＴ車（カイエンのベーシックグレードにもＭＴ設定が昔はあった。）の復活も期待出来るかもしれません。価格はアメリカでＶ６エンジンモデルが約８３０万円、Ｖ８エンジンモデルで１４５０万円程度との事です。ちなみに海外版のカーコンフィギュレーターでフルオプションにすると約７５０万円ものオプション料金になるみたいですので、後から色々な出て来ると思われる限定モデル等を待った方がお得感のある買い物は出来るかもしれません。しかし全高も高く、決して高速走行に向いているとは言えないＳＵＶが、最高速度２８０ｋｍ／ｈも出るとは恐ろしい時代になったモノです・・・

４本すべて見ましょう。

ＪＡＦのデータによると、この１０年前後でタイヤが原因の出動要請件数がとんでもない勢いで増加しているそうです。２００７年は２８万６９３４件、２０１７年３９万１７９９件と１０年間で３６．５％も増加しており、最近のドライバーのタイヤに関する意識の低さが良く解るデータとなっています。以前から言っていますが、タイヤは車が唯一地面と接しているパーツですので、かなり重要なパーツの１つです。いくら車側がトラクションコントロールや自動ブレーキ等で安全性のアップを図っても、タイヤがきちんと機能していなければ止まれるモノも止まれませんので定期的にチェックした方が良いと思います。ちなみに１０円玉をタイヤの溝に入れて、１０円玉の常盤木の模様の外側までしか溝が無かったら、残りは２ｍｍ程度しかないと言う事ですのでなるべく早めに交換した方が良いと思います。ちなみに最近はダウンスプリングや車高調整付サスペンション等で車高を下げている車を乗っているのに、タイヤに無頓着な方が増えています。基本的に車高を下げるとタイヤはネガティブキャンバーになるので、タイヤの内側の方が外側よりも早く消耗して行くので、愛車のタイヤチェックをする時は外側だけでなく、必ず内側もチェックする必要があります。また、前後でスプリングレートを変えている方は、前後のタイヤで減り方が違って来るのでこちらも注意です。車のレイアウトや前後バランス、乗り方等によってタイヤの減り方は全然変わって来ますので、きちんと定期的に４本の状態をチェックする事をオススメします。

乗れるなら乗った方が良い。

最近はエンジンの大きさを小さくする事が正義とされているせいか、Ｖ型１２気筒エンジンを採用するメーカーはほとんどなくなって来ました。ちょっと昔まではメルセデスベンツ、ＢＭＷ、ランボルギーニ、フェラーリ、アストンマーチン、ロールスロイス、ジャガー等、スーパースポーツメーカーや高級サルーンメーカーは、各社１２気筒エンジンをフラッグシップモデルに搭載していましたが、現在ではフェラーリ、ランボルギーニ、ロールスロイス、アストンマーチンの４社程度（パガーニ等の少数限定の特殊メーカーは除きます。）になっています。確かに現在の技術はＶ型８気筒エンジンで、Ｖ型１２気筒エンジンと同等の出力等を可能としましたが、個人的にはやはり１２気筒には１２気筒の良さがあって、どんなに８気筒が良くなったとしてもまったく同じにはならないと思っています。車好きであれば誰でも１２気筒エンジンに興味を持った事があると思いますが、もし興味があって所有したいと言う願望があるのなら、ぜひ今のうちに叶えておいた方が良いと思います。今後は今まで以上に１２気筒エンジンが積まれる車種は少なくなり、搭載されたとしてもとんでもない価格のスペシャルモデルになる可能性が高いので、比較的一般的な収入の方でも乗れる固体が残っているうちに乗っておいた方が良いと思います。個人的なオススメはＷ１４０系のメルセデスベンツ・Ｓ６００（上記画像はＳ５００。）なのですが、現在は３００万円前後で良質な固体が選べる相場になっています。この時代のメルセデスベンツは「最善か無か。」と言う企業スローガンを上げていたくらいですので、品質は長いメルセデスベンツの歴史の中でも最高クラスになっています。そんな最高の時代のＳ６００が３００万円程度で楽しめるのですから、可能であれば頑張って乗ってみる価値は充分過ぎるくらいあると思います。もちろん「１２気筒は好きだけど、フェラーリの１２気筒じゃないと意味が無い！」等の拘りがある方は、お好きな車まで頑張った方が良いと思いますので、引き続き頑張って頂ければと思います。

何言ってんだ？

ここ数ヶ月で「バイトテロ」と呼ばれる、従業員のバカ行為によって企業が大ダメージを受けている事件が相次いでいます。体力のある大企業はまだマシですが、個人経営の飲食店でバイトが不衛生な写真をネットにアップしたおかげで、お店が倒産してしまったと言う事例もあるみたいです。このようなバカな事をする人間の考えは理解出来ませんが、もっと理解出来ないのはこのようなバカ達を擁護する声がある事です。「企業側の待遇が悪いからこう言う事をしたくなる。」や「上ばかり儲けているから末端従業員は逆ギレしたくなる。」等の意見がありますが、そんなのは私に言わせりゃ言い訳以外のナニモノでもありません。第一その会社の待遇が気に入らなければ、さっさと退社するか最初から入社しなければ良いだけです。その会社に不満がありながら働いている理由は、自分が他で採用される自信が無いだけの話だと思います。たまに「こんな給料じゃ好きな車も乗れない。」等と愚痴っている方がいますが、給料に不満があるなら他の会社で稼ぐか、自身で仕事を立ち上げて好きなだけ稼げば良いだけの話です。先日もかなり縁の薄い知り合いの知り合い程度の方から、「こんだけ毎日一生懸命働いて、３００万円の車すらも満足に買えないなんておかしいと思わないか？」と聞かれましたが、危なく「おかしいのはアナタの考えだ。」と言ってしまいそうになりました。ネットがここまで普及した現在は、どんな方でも昔とはレベルの違う稼ぎを生み出せる時代となっています。アイデアとチャンス次第で、何のコネクションやバックボーンを持たない方でも、芸能人や大企業の社長クラスの収入を得られる時代なので、普通の会社員の方でもいくらでも稼ぐ可能性はあります。仕事が終わってからの時間や休日等を駆使してアイデアを練り、チャンスを探せばいくらでも可能性はありますので、「こんな収入で満足出来るか！」と思っている方はぜひ頑張って頂きたいと思います。しかしああ言うバカ画像をネットにアップし、会社に損害を与えた人間から損害賠償を取る方法はないんですかね？それこそ国が強制的に危険な仕事でもやらせて、その賃金を被害者に還元した方が社会全体のためにもなるような気がします・・・

細心の注意を！

先日、高速道路でキャンピングカーが横転すると言う事故が発生しました。横転した衝撃でルーフが大破し、乗員が投げ出されると言う大事故だったそうですが、幸いな事に死亡者はいなかったようです。最近はキャンプが人気なせいか、軽自動車からバスレベルの大型車まで色々な種類のキャンピングカーが売れているそうです。日本の道路事情や維持費を考える人が多いのか、やはり人気は軽自動車や普通車レベルのキャンピングカーが売れ筋みたいですが、どの車種も運転には通常モデルを運転する時以上に注意しなければいけません。たぶん１番売れているであろうボディ形状は、上記のような「運転席上部にベッドスペースのあるタイプ。」だと思いますが、このタイプはある意味１番注意なのです。まずベースになっている車両の全高をさらに上げ、その最上部に人間が寝れるスペースを造っているのですから、ノーマルモデルよりも当然バランスは悪くなります。全高が上がっているので横風で受ける影響は大きくなりますし、もし走行中に子供を運転席上部で寝かしていたりしたら、バランスは最悪です。もし１０歳くらいの子供を２人寝かせていたりしたら、約７０ｋｇの重量がルーフ最上部にある事になります。７０ｋｇの荷物をルーフに載せて高速道路を走ると、ワンボックスタイプじゃない普通のツーリングワゴンモデルですらかなり危ない挙動をするようになりますので、ワンボックスタイプの全高をさらに上げたキャンピングカーなんて、危ないどころの騒ぎではありません。ちなみにキャンピングカーは走行中のベッドの使用は法律で禁止されていますので、走りながら子供をベッドで寝かせる時点で違反している事にもなります。家族で楽しいキャンプも良いと思いますが、楽しいまま家に帰れるようにきちんと色々な事に注意して走る事をオススメします。