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ぴんぽるとの日々です。なるべく更新するようにしてますがたまに更新できない時もあります・・・
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1966年に新車で購入したフォルクスワーゲン・ビートルを51年間乗り続けているキャサリン・ブルックさんに、フォルクスワーゲン・ノースアメリカから愛車のレストアがプレゼントされたそうです。キャサリンさんは愛車「アニー」と名付け今までに51年間、56万kmを一緒に過ごして来たそうです。当然アニーはそれなりのコンディションとなっていたのですが、それでもキャサリンさんはまったく気にせず、「アニーは年を取っているし色褪せ、サビも出ていている。でもだから何?彼女はまだまだ走り続けるわ!」と言って、愛用し続けていたそうです。


そんな話を聞いたフォルクスワーゲン・ノースアメリカはキャサリンさんに連絡を取って無料でレストアをする事を提案し、60人の従業員と研修生がこのプロジェクトに参加したそうです。当然51年前の車で走行距離は56万kmですので、ボディのサビ等も含めて色々と不具合は発生していたそうです。そんな状態だったので、エンジンやミッションも完全にリビルドされボディはすべてのサビを除去し、ブレーキ等は安全性を考えてアップデートされたとの事。そして何より素晴らしいのはキャサリンさんがアニーに貼っていたステッカーもレストアされ、複製された新品が新しく貼られたそうです。フォルクスワーゲン・ノースアメリカは、51年間もキャサリンさんと一緒に過ごしたアニーは既に家族同様の存在となっていると判断し、アニーへの敬意を払ってステッカー等の細部にまで拘ったとの事です。


11ヶ月に及ぶレストアが終了し、新品になったアニーに喜ぶキャサリンさんの笑顔を見ると、色々な方(特に行政関係のみなさん。)にこのような素晴らしい事例をぜひ見習って欲しいと思います。もちろん一般のユーザーさんに無理して古い車を維持しろとは言いませんが、日本は古い車に対しての風当たりが厳し過ぎだと思います。増税に続く増税で新車登録から13年以上が経過した車はとんでもない金額の税金を払わされ、車検のたびにお金のかかる対応を強いられるのです。個人的には昔の車を乗り続けると言うのはかなり環境に優しいと思います。確かに燃費等は現在の車には敵いませんが、新しい車を造り出す事によって与える環境へのダメージを考えたら、古い車はここまでイジメられなければいけない程悪者ではないハズです。ぜひこのような話を読んで、少しでも古い車への考えを改めてもらえたらと思います。

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1992年式のポルシェ・911ターボ(964)との毎日をご紹介します。詳しい維持費や仕様、バイク等の話題はホームページの方に掲載しておりますので合わせてご覧下さい。みんカラもやってますのでよかったらリンクからどうぞ!
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