ぴんぽるとの日々です。なるべく更新するようにしてますがたまに更新できない時もあります・・・
本日の朝の事なのですが、仕事前にちょっとした用事があって片側2車線の大きい通りの歩道を歩いていました。「今はまだ涼しいけれども、そろそろ暑くなって来るんだろうなぁ・・・」なんて思いながら歩いていると、歩道側の車線でハザードを出して停まっている日本車のコンパクトカーが。大きい通りなので当然交通量も多く、どんどん後ろの車が抜かして行きます。「何かあったのかな?」とちょっと覗き込み気味に近づいてみると、車内には必死な顔したお母さんと思われる女性とリアシートにはチャイルドシートに座ったお子さんが。私と目が合った女性が「助けて下さい!」と泣きそうな顔で言って来たので状況を聞く事に。何でも信号待ちでいきなりエンジンが止まってしまい、何回カギを回しても再スタートがまったく出来ないとの事でした。「点火系のトラブルかな?でもセルも回らないって事は電装系?」と思いながら視線を落とすとそこには「D」に入ったままのシフトが・・・「ちょっとブレーキ踏んでもらえますか?」とお願いしてシフトを「P」に入れ、セルを回すと無事エンジン始動。女性は感動して「かかった!!ありがとうございます!!本当にありがとうざいます!!」と言いながら下記動画のような勢いで走り去って行きました。
本来なら「朝から良い事したなぁ!今日も良い日になりそうだ!」と思うところなんでしょうが、個人的には最近の自動車社会に不安を感じます。思うに最近の方は昔以上に車に対しての知識が不足しています。特に車を道具としてしか思っていない方はほぼまったく何も知りません。昔は温度が上がったらラジエターに水(クーラント液が薄まっている状態でさらに水入れるとラジエターがサビる可能性が高いので私は緊急時はコンビニの烏龍茶を使います。しかし、これはあくまで緊急時です。実際に烏龍茶入れて調子悪くなっても責任は取れませんのでご了承下さい。)を入れるとか、パンクした時のスペアタイヤへの交換くらいは車に詳しくない方でも出来ていました。今はスペアタイヤへの交換どころかジャッキがどこの入っているのかも知らない方ばかりです。いくら性能が上がっても機械ですのでトラブル時の最低限の対応方法は知っておいた方が良いのではないでしょうか?今年の2月の大雪の時も車が雪で埋まってしまい、排気ガスが抜けない状態でエンジンをかけっぱなしにしてしまい、排気ガスが車内に充満して亡くなられた方が何人かいたようですが、これももうちょっと車に対して知識があれば防げたと思います。教習場でも最低限の事は教えているとは思いますが、ディーラーや中古車販売店、カー用品店等、車に関するお店はもっと自動車ユーザーへ色々と教えてあげる必要があるのではないかと感じました。もちろん業者側の問題だけではありません。ユーザーももっと知るべきです。最近特に感じるのは趣味性の高い車を欲しがるにしては勉強不足の方が多い気がします。インターネットと言う世界中の情報がいつでも簡単に手に入る時代なのに、自分の興味のある車に無知な方が多過ぎると思います。普通でない車になればなる程、普通ではない乗り方、扱い方をしなければいけません。自分で旧式な趣味車を希望しておきながら、最新鋭の新車と同じクオリティ、使い勝手を求めると言うのは言語道断です。普通の車も趣味の車も、みなさんもっと知るべきだと思います。さて、ネタで使った上記動画ですがこのドラッグマシン、何と電気自動車なんです!!見て頂ければ解りますが、ドラッグマシン独特のスタート前の爆音がまったく聞こえません。無音の状態からスキール音を撒き散らし、とんでもない加速で走り去って行きます。電機自動車もここまで来たんですね!技術の進歩に感心すると同時に、私はやっぱりガソリン車の爆音が好きなんだと再確認しました。ガソリン車の爆音の聞けるドラッグレースは下記動画でどうぞ!
個人的には「これぞドラッグレース!」と言う印象です。しかし、どの車もマフラーの出口が適当で面白いです。軽量化と抵抗を減らすためでしょうか?どの車もフロントタイヤ直後からサイド出しですね!ちなみにアメリカは車検が無いのでこのようなレース車のまま公道を走行する事が可能(州によって違うかも知れません。)です。私も昔アメリカに居た事がありますが、まんまドラッグレース仕様のフォード・マスタングとかが信号が青になったとたんにホイールスピンさせながら走り去るところを良く見ました。そしてそれを偶然オマワリさんが反対車線から見ていた事もありましたが、注意するどころか窓から親指立てて大喜びしていました。スピード違反の速度まで加速しなければ大丈夫なんでしょうか?良く解りませんがアメリカは色々と大らかで楽しいです!
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先日、フォルクスワーゲンが発表した決算データによると、ポルシェが過去最高利益を記録したそうです。2000年に入ってからのポルシェの成長率は異常とも言える数字です。2000年以降、毎年最高記録を叩き出しています。1990年前後の経営難がウソのようです。当時は911シリーズの替わりにフラッグシップにしようとした928シリーズが大失敗に終わり、本気で倒産しそうだったようです。窮地を脱するためにメルセデスベンツ・500Eの生産や月面車!?の開発、他社の走りに関する技術の販売等の自社生産車の販売以外の利益が、総利益の10%を占めると言う自動車メーカーとしては微妙な運営をしていました。そのポルシェがなぜここまで大きく回復出来たのか?それはやはり私のようなコアなマニアだけでなく、一般的なユーザーへの歩み寄りをしたからだと思います。例えば、今ポルシェに最大の利益をもたらしているカイエンですが、MT車には「PDOA(ポルシェ・ドライブ・オフ・アシスタント)」と呼ばれる装置が付いています。これは坂道発進等で自動的にブレーキをかけてくれて、エンストせずに発進出来ると言う素晴らしいシステムです。普通のMT車だとサイドブレーキを使ったりクラッチミートに注意して発進しますが、カイエンは傾斜が5%(約3度)以上だとコンピューターが勝手にこのシステムを作動してくれます。3度以上の傾斜で停車するとフットブレーキから足を離しても自動でブレーキをかけてくれるので車が下がりません。その状態で普通の平地と同じようにクラッチを踏み、1速にギアを入れてから半クラッチの状態でアクセルを徐々に踏み込みます。半クラッチで駆動力が発生した瞬間に自動でブレーキも解除されるので、クラッチを痛める事なくMT車に不慣れな方でも普通に発進出来るのです。これはカイエンのように車重が重い車には非常に有効だと思います。半クラッチが苦手な方がこのような車重2000kgオーバーの車で雑にクラッチ操作をしてしまうと、クラッチに大ダメージを与える可能性が非常に高いです。これこそ一般ユーザーへの歩み寄りと言えるでしょう。では昔のポルシェはどうだったのか?個人的意見ですが、まったく一般ユーザーを気にしていなかったように思えます。グレードにしてもそうですが、最終空冷エンジンの911シリーズ(993)まではカレラ以外のグレードはATの設定自体がありませんでした。しかも空冷エンジンだったナローから993まではRSや3.8RS、3.8RSRやターボS、ターボSエクスクルーシブ等のスポーツ(レーシング?)グレードばっかりが豊富だったように感じます。この時代は「ル・マンは最高のショールーム。」と言う名言を掲げていたくらいですからやはり走りを強調していたのでしょう。ちなみに964等で有名なヒール&トゥのやりにくいペダルの配置もそうです。通常の車よりアクセルが奥に設定してあるので普通のブレーキングでは踵がアクセルに届かないのです。これは「ブレーキペダルを限界ギリギリまで踏み込むようなフルブレーキ以外ではヒール&トゥなんて必要ない!!」と言うポルシェからの無言のアピールだと思います。私のような走る事が大好きな人間には嬉しい姿勢ですが、一般の方から見るとどうでしょうか?エンジンオイルの管理や暖気運転、RRと言う独特のレイアウトから来る不安な挙動等、車好きからすれば日々の楽しいイベントもただの面倒な手間に感じると思います。これはポルシェ自身も改善すべきだと感じだのでしょう。996からはターボ等の上級グレードにもATが設定され、フルタイム4WDで誰でも安全に楽しめる車になっています。そして時代のニーズに応え、911よりも手の出しやすいボクスター、SUVのカイエン、4ドアクーペと呼ばれるパナメーラ、最近主流のダウンサイジングされたマカンとラインアップを増やし、毎年最高利益を更新しています。こうして見るとやはりマニアックな客層よりも一般客のニーズに応える事が会社としては大切な事だと思います。今後もこの勢いは止まらないと思いますが、昔の「走る事以外はどーでもいい!」と言う姿勢をちょっとでも見せてもらえると個人的には嬉しいです。
突然ですが「比較広告」と言う言葉をご存知でしょうか?簡単に言うと「当社の製品は他社よりも良いですよ!」と比べる事によって自社製品をアピールする広告です。日本はおとなしいので比較しても自社の旧製品と新製品くらいしか比べませんが、アメリカはかなり何でもアリです。そんな何でもアリなフィールドで本気の戦いを繰り広げているアウディとBMWを見てみましょう!
上記動画とリンクをご覧頂けると解るように本気で「やられたらやりかえす!」と言うノリです。順番に見ていくと、まずアウディがA4の広告に「Your move,BMW.(貴方の番ですよ?)」と言う広告を出します。するとBMWは真横に数倍大きい看板で「Checkmate!(王手!)」とM3の広告を出します。するとアウディは「Your pawn is no match for our king.(貴方のポーンでは我々のキングの敵ではない。)」とこれまた数倍大きい看板で、ラインアップ中最強クラスのR8でやり返します。ポーンとはチェスで言う最弱の駒で、当然キングよりも弱いです。BMWはR8のようなスーパーカークラスのラインアップが現行では無いのでこれで決着かと思いきや、BMWは「Game Over.(ゲームオーバー。)」とF1マシンを看板ではなく飛行船で持って来ました。さすがに今回はこれで決着は付いたようですが、これ以外にもたくさんの戦いがあります。BMWとアウディだけでなく、メルセデスベンツやジャガーとの戦いもあります。ベンツのトレーラーでBMWを運んでいる写真の下に「ベンツでも駆け抜ける歓びを運ぶ事は出来ます。」と書いてあったり、シマウマ柄のベンツをヒョウ柄のBMWが追いかけていたりと多種多様です。個人的に1番面白かったのがBMW、アウディ、スバル、ベントレーの四つ巴の戦いでした。BMWが「アウディさん、2006年の南アフリカのカーオブザイヤー受賞おめでとうございます!2006年世界カーオブザイヤー受賞BMWより。」と嫌味たっぷりの広告を打てば、アウディは「BMWさん、2006年世界カーオブザイヤー受賞おめでとうございます!ルマン6連覇のアウディより。」とやり返したらスバルが「アウディさん、BMWさん、ビューティーコンテストの受賞おめでとうございます!エンジンオブザイヤーのスバルより。」といきなり参戦。そして最後にベントレーが・・・しかし、どの戦いもそれなりに節度を持ってやり合っているので見ていて楽しいです。こう言うブラックジョーク的な部分は、ある意味「さすがアメリカ!」と思いますね!
最近は燃費や環境を重視し、エンジンのダウンサイジングを行う車種が増えて来ています。先日も日産・スカイライン(V37)が1991ccの直列4気筒ターボのグレードを追加する事を発表しました。最大馬力は214ps/5500rpm、最大トルクは32.6kgm/1250rpmとの事です。現行であるV37型のパワートレインはハイブリッドのV型6気筒のみだったのですが、ここに直列4気筒を追加して顧客層を広げる狙いだそうです。そしてスカイラインに直列4気筒エンジンが搭載されるのは1989年に発売されたR32型以来21年ぶり、2000ccターボは1981年に発売されたDR30型以来29年ぶりです!さて、永年の沈黙を破って2000cc、直列4気筒エンジンの搭載は古いスカイラインファンとしては嬉しいところでしょうが、ある意味非常に大きい問題があると思います。それは車重です。DR30型の最強グレードのRS-XターボC(上記画像はRSターボ)は205馬力で1175kg、V37は214馬力で1770kg。馬力は9馬力しか大きくなっていないのに車重は595kgも重くなっています。パワーウエイトレシオで比べると5.73kg/psと8.27kg/psと1.4倍もの違いがあります。もちろん年式が違いますし、ボディの剛性もレベルが違うのでこのまま比べるのは違うと思いますが、少なくとも昔のスカイラインファンの好みではなさそうな感じがします。排気量や馬力は昔に戻れますが、ボディの重さや軽快さはやはり昔に戻る事は無理なのでしょう。最近は日産・シルビア(S13)やトヨタ・スプリンタートレノ(AE86)、マツダ・RX-7(FC3S)等の古い車の相場が以前よりさらに上昇傾向にありますが、今後はさらに加速されそうです。同じような排気量とパワーなら昔のボディをロールケージ等で強化して、俊敏な走りを楽しみたいと思う方は早めに探された方が良いかもしれませんね!
日本語に「いつか」と言う単語があります。意味を調べてみると「未来の不定の時を表す。」となっています。逆に過去の不定の時を表すのは「いつぞや」を使うみたいです。日常で使うとしたら「いつか宇宙に行ってみたい。」や「いつか大統領に会ってみたい。」と言う感じでしょうか。上記例はかなり極端な欲望ですが、車関係で「いつか」を使うのにはあるルールがあると個人的には思っています。それは「いつかを決定するのは自分の頑張り次第。」と言うルールです。例えば「いつかポルシェが欲しい。」と言ったとします。すると、この「いつか」は明日でも10年後でもいつでも良いのです。明日にするか10年後にするかは自分の努力次第です。もちろん資金や環境によって左右されますので、明日にしたくでも1年後になる方もいるでしょう。本当は1年後を考えていたけれども、1ヵ月後になる方もいるでしょう。これはもう本当に自分次第です。自分の努力次第で夢が叶う時が早くなると言うのは、努力する上で非常に励みになります。ただ、1つ注意しなければならないのは、どんなに資金繰りや環境整備が上手く行かなくても「いつかは来ないんじゃないのか?」と思ってしまってはいけません。これは自分自身を否定する上に希望、モチベーション、今までの努力をすべて無にする恐ろしい考えです。今までどれくらいの期間と熱意を夢の車に費やして来たのかは人それぞれでしょうが、その今までの努力と、これから叶えるはずの未来を自分で潰してしまうのは悲し過ぎます。夢を叶えるために我慢して来た欲望や仕事等で頑張って来た事、今までの自分のすべての努力が無くなってしまったらそこには絶望しか無いと思います。残念な事に最近、当方にご相談に見える方は現実を教えると、自ら「いつか」を無くそうとされます。予想以上に車自体の相場が高い、維持費が想像していたよりもかかる等のネガティブな材料を目の当たりにすると「やはり無理なのでは?」と考えられるようです。しかし悪い事ばかり考えていたら何も進みません。考え方をポジティブにしてみてはいかがでしょう?もし大きい故障が起きてしまい、修理するのに大金がかかるのであればその金額が貯まるまではセカンドカーを使って復活を目標に今まで以上に頑張れば良いのです。ネガティブな要素を聞いて、気持ちが折れそうになっている方にアドバイスする時は「もし手持ちの資金で足りない修理が発生したら、資金が貯まるまでは毎日仕事行く前と帰って来た時に愛車に座ってあげればいいんですよ。動かなくても、直すために頑張っているアナタに確実にヤル気を与えてくれますから。」と言っています。同じ事を実施されたランボルギーニ・カウンタックのオーナーさんは「高額修理も怖くなくなった!でも修理費が貯まるまで長期保管していたら危うく奥さんに売られかけた。」と嬉しそうに語ってくれました。このように別の危険性が発生する可能性もありますが「いつか乗りたい!」と思い続けていた車を直す資金を貯めるためならきっと乗り越えられると思います。逆にこのような状況になった時に愛車への愛情や修理のためのヤル気が出ないようだったら、それはたぶん「いつか」の車ではなかったのだと思います。私もぴんぽる以外にも数台「いつか」の車がありますが、どの車も毎日座るどころか、毎日見るだけでヤル気が出る事確実です!
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プロフィール
HN:
ぴんぽる
HP:
性別:
男性
職業:
色々です。
趣味:
車、バイク、楽しい事。
自己紹介:
1992年式のポルシェ・911ターボ(964)との毎日をご紹介します。詳しい維持費や仕様、バイク等の話題はホームページの方に掲載しておりますので合わせてご覧下さい。みんカラもやってますのでよかったらリンクからどうぞ!
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