「友達価格」とは？

本日、またいつもの困った友達の愚痴を聞いていたのですが、珍しく良いポイントを抑えていた（確実に本人はそんな事気が付いていなかったと思いますが・・・）のでちょっとよく考えてみました。愚痴の内容は簡単で、「友達が経営している店から売ってもらったのだが、その売ってもらった金額には利益が含まれていた。友達ならば利益は０で売ってくれるのが友達ではないか？」と言うモノです。人それぞれ考え方が違いますので彼の主張が正しいか、正しくないかと言うのはおいといて、とりあえず詳しく考えてみようと思います。もし、今回譲ってくれた友達がお店等で働いていたとしたら、その友達が使える社員割引等の金額で譲ってくれる形になると思います。もしこのような場合だったら、たぶん「普通に買うより安い！ありがとう！」と言う感想になるっていたのではないでしょうか？しかし、今回は友達が自分でお店を経営しているので社員割引の金額で譲ってもらっても「何で友達なのに社員割引程度にしか安くならないの？」と言う感想が生まれたようです。私の個人的な意見ではありますが、ある意味友達だからこそきちんとした利益を取って欲しいと思います。私も何度か「友達価格」のお世話にはなっていますが、全部それなりに相手にもプラスが生まれるような形でまとめて来ました。中には「お前相手に利益はいらない。」と言ってくれる友達もいましたが、自分のために動いてくれる友達だからこそ利益はきちんと得て欲しいと思います。前の例えに戻りますが、もし私が買う側の立場で友達が従業員だったら、その友達の社員割引を使ってもらって安く買います。この場合は社員割引を使ってくれた友達は損はしませんが、私だけが得する状態になってしまうので後で友達に食事をご馳走する等のお礼をします。次に友達が経営者の場合ですが、この場合は社員割引だけで充分です。社員割引でも多少の利益は生まれるはずですので（もちろん会社によって規定は違うので利益がほとんどなければ違う形でお礼はします。）それで良いと思います。経営者であれば仕入れの代金や輸送費、人件費等の様々なお金がかかっていると思いますので原価で譲ってもらったら確実に売る側の友達が損をする形になります。自分のために動いてくれた友達に利益が発生しないどころか、損させると言うのは自分的に絶対納得行かないので私はこのような形にします。友達が絡めば確実に普通に買うよりは安いですし、友達同士だからこそお互いに気持ちの良い取引をしたいですね！