実感する無法地帯。

よっぽどの事がない限り購入しませんが部品取り車等に使える車がたまにあるため、私も一応ヤフオクに目を通しています。以前に説明したかもしれませんが、私はヤフオクで売るのも買うのもあまり好きではないので、基本的には無料の広告程度の感覚でバイクだけ出品しています。パーツや部品取りを探すたに色々見ていますが、最近はヤフオクで売ろうとして売れなかった車が、中古車業者専用のオークションに出品されているのを良く見ます。ヤフオクはウソ言いまくりの無法地帯ですので、「購入した時は修復歴無しで買ったので、現在も無しだと思います。」や「サビはありますが、年式を考えるとそんなにヒドくないと思います。」等の適当な説明もヤリたい放題です。先日も「古い車ですのでそれなりにサビ等はありますが、ボディの状態は良いと思います。修復歴は不明ですがたぶん無いと思います。」と言う説明の車があったのですが、この車がヤフオクが終わった２週間後くらいに中古車業者専用オークションに出品されていました。「これヤフオクに出てたヤツだよな？」と思って見てみたのですが、ヤフオクで謳っていた内容はほとんどウソのヒドいモノでした。中古車業者専用オークションは会場の専門の検査員が検査するので、ヤフオクのように出品者がウソを書く事は出来ず、正式な会場からの評価のみが掲載されるのです。会場からの検査内容を見ると、ボディは全体的にサビだらけのグズグズな状態でエンジンとミッションからは異音があり、自走なんてとても出来そうにない状態でした。こんな車を「それなりに程度が良いと思います。」等と言ってヤフオクに出品し、「自走で帰れますか？」と言う質問に対して、「たぶん大丈夫だと思いますが自己責任でお願いします。」と言えてしまう出品者がある意味スゴいと思いました。ちなみに本日のブログの画像は本文とまったく関係無い車の画像を使っており、今回の内容のヤフオクの車とは何の関係もありませんのでご了承下さい。