どこまで行くんだ・・・

ＢＭＷ・Ｘ３の次期モデルに設定される予定の、Ｘ３Ｍがニュルブルクリンクサーキットでテスト走行をしているそうです。Ｘ３Ｍは３０００ｃｃの直列６気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は５５０馬力程度になるそうです。個人的に５００馬力オーバーのエンジンを搭載する車は、どのメーカーもミドルクラス以上のグレードと言うイメージがあったので、この記事を見た時も「次のＢＭＷ・Ｘ５Ｍは５５０馬力か・・・」と素で思っていました。しかし、調べてみたら現行のＸ５Ｍは既に５７５馬力に達成しているみたいです。この流れからすると、次期Ｘ５Ｍは６００馬力を超える事は簡単に予想出来ますが、これからの車はどこまでパワーを上げて行くのでしょうか？最近のスポーツモデルはモデルチェンジするたびに、どんどん馬力を上げて行っていますが、このペースで行くと数年後にはトップモデルは各社１０００馬力を超える気がします。もちろん安全や時代に合った装備を追加して行く事によって車重が増え、運動性能を確保するために車重に合ったパワーを備えたらこの馬力になっていたと言う事は解りますが、本当にこれ以上のパワーと装備が必要なのか疑問です。ここまで来たらハイパワーな新開発のエンジンよりも、新技術の軽量化の方が色々と魅力がある気がします。しかし、昔の三菱・パジェロやトヨタ・ランドクルーザー等が流行った、最初のＳＵＶブームの時はエンジンパワーなんて誰も気にしていなかった記憶があるのですが、いつからＳＵＶまでパワーウォーズに加わったんでしょうね？ミドルクラスのＳＵＶが５５０馬力とはスゴい時代になったモノです。