忍者ブログ
ぴんぽるとの日々です。なるべく更新するようにしてますがたまに更新できない時もあります・・・
[90]  [91]  [92]  [93]  [94]  [95]  [96]  [97]  [98]  [99]  [100


もちろん毎回すべての場合ではありませんが、私は愛車を駐車する時はなるべく前から駐車するようにしています。コンビニ等で「隣家への騒音を軽減するために前からの駐車にご協力下さい。」等の看板があればもちろん前から停めるのですが、そのような看板が無い場合でもなるべく前から停める(もちろん周囲の車の駐車状況や、駐車スペースの場所によっては後ろから駐車します。)ようにしています。これには旧車乗りならではの「駐車時に地面にオイルや冷却水等が垂れていないかをチェックする。」と言う理由があるのです。ぴんぽるのようなリアエンジン車でもフロントエンジン車でも、頭から駐車すると出る時はバックする事になります。するとエンジンの搭載位置に関係無く、出発前に必ず自車の駐車していたスペース全体を見る事が出来るのです。この段階でもし地面にオイルや冷却水の垂れた跡があったらその場ですぐに確認出来ますし、走行不能だったらお店の方にお願いしてJAF等が来るまで愛車を駐車しておく事も出来ます。このクセを身に付ける利点としては、「トラブルが発生していたらムダにダメージを増幅させないで済む。」と言う点と「安全にJAF等の救護を待てる。」の2点が挙げられます。走行中に発生したトラブルの場合、「その場で駐車する事も出来ない状況だったので、安全な場所まで走ったら手遅れなダメージになってしまっていた。」と言う事もあります。もちろん異変を感じたらその場で停車するのが1番ダメージは少なくて済むのですが、車へのダメージを気にし過ぎて乗員の命の危険があるような停め方をしてしまっては意味がありません。また、トラブルが発生して安全に車を停められたとしても、その停めた場所がその後も安全かどうかはまったく不明です。深夜の見通しの悪いコーナーの出口等で停まってしまって、愛車を調べている時に後続車に跳ねられる事もあるのです。このように「頭から駐車する。」と言う行動だけで、以上のようなかなり危険な可能性を低く出来るのです。もちろんトラブルはいつ発生するか解りませんので、「頭から駐車して出る時に自車の駐車スペースを確認、問題無かったので走り出したら5分後にトラブルが始まった」と言う場合もあると思いますので、上記はすべて可能性の話です。しかし、このような日々の小さなトラブルの可能性を潰す行動が、旧車には非常に大切だと私は思っています。愛車に対する気遣いは、大小関係なく維持費に直結します。年単位の維持費を見た時に確実に実感出来ますので、ムダな維持費をかけたく無い方はぜひ実施してみる事をオススメします。

PR


最近お客さんからのエンジン積み替えの相談が増えています。やはり系統としてはスポーツ系の車が多いのですが、みなさん共通して言えるのが「エンジンブローをまったくネガティブに捉えていない。」と言う事です。先日ご相談頂いた方はワインディングを楽しむのが何より好きな方で、ほぼ毎晩近所のワインディングを楽しんでいたそうです。しかしここ数日、フルアクセルにしてタービンの過給の始まる瞬間のパワーの出方が微妙になって来たのでご相談に見えました。調べた結果、あちらこちらからオイル漏れも発生している上にタービンもエンジンもかなりくたびれて来ているので、「完全に調子を戻すのであればオーバーホールかエンジンの載せ換えが必要。」と言う結論になりました。もちろん完全にエンジンが止まるまでオイルを補充しながら誤魔化して乗る事も可能ですが、やはりオーナーさんとしては「一生乗りたいくらい好きな車だから、きちんと直しておきたい。」と言う気持ちが強いそうで、載せ換えの方向で見積もりを作成しています。個人的な考えですが、旧車は「元気に走って元気に壊す!」くらいの気持ちで良いのではないかと思っています。「壊れないように壊れないように・・・」とビクビクしながら低回転ばかり多用して乗っていたりすると、機関の隅々までオイルが循環しないので壊れたりしますのでほぼ意味がありません。逆に「壊れたら直せばいいや!」くらいの気持ちで、定期的に全開にして機関の隅々までオイルを循環させてあげた方が機械にも良いですし、オーナーさん的にも楽しいと思います。もちろん愛車が壊れない方が嬉しいに決まっていますが、毎回言っているように古い車は「いつ何があってもおかしくない。」のですから、これはもう諦めて覚悟するか旧車に乗る事自体を諦めるかのどちらかになります。色々な苦労や覚悟は必要ですが、乗ってみると「こいつしかない!」と思えるくらいの魅力に溢れているのも事実ですので、「壊れた時の覚悟。」と「今の車にない楽しさとカッコ良さと美しさ。」を比べてみて大きい気持ちに従えば良いと思います。



ポルシェに限りませんが、旧車はダッシュボードの劣化に悩まされる事が多々あります。ダッシュボードの素材は樹脂だったり本革だったりと車種によって違いますが、太陽光線や経年劣化によるダメージはどれも一緒です。劣化の原因の1番である太陽光線によるダメージの蓄積は私達の想像を超えるレベルで、比較的新しい車種でもダッシュボードをボロボロにしてしまう場合もあるのです。当然愛車にそんなダメージを与えたくない私は、紫外線は99%、赤外線は89%カットする透明なフィルムをフロントとサイドに貼っています。こちらの効果は絶大で、真夏の室内温度の上昇や内装の劣化をかなりのレベル防いでくれるのですが上記のように100%ではありません。そのため、私はもう1つの「ダッシュボードに本革用のオイルを塗り込む。」と言う予防策を実施しています。最近は「ダッシュボードマットを作成する。」と言う案も検討したのですが、この案だとせっかくの本革の内装が見えなくなってしまう上に、どうしてもマットの後付け感が消えないので作成には至りませんでした。愛車を大事にしたい気持ちはありますが、私が好きな愛車の魅力や特性を変更してまで大切にしようとは思いませんので、出来る限りの事をやった上でのダメージは仕方無いと思っています。本日はオイルをシート以外の部分に塗りましたが、かなりの時間と体力を費やしました。ダッシュボードやドアの内張りにオイルを塗る事によって大量の汗がシートに落ちるので、シートは今日は普通に掃除してオイルの塗り込みは後日の予定となっています。苦労して塗っただけあって、上記画像のように本革が生き返ったかのような美しさを取り戻しました。オイルが浸透する事によって見た目だけではなく、手触りや弾力も甦るのです。手間は大変ですが使うオイルの金額なんて微々たるモノですし、内装が劣化して張り替える金額を考えたらコストパフォーマンスは最高レベルです。今年の夏も猛暑になりそうですので、こう言う小さいけれども自分で出来る予防は早めにやっておくと良いと思います。



今まで一応データとしては知っていましたが、確証が取れなかった事がありました。それは「964のブロアーファンはファンを止める前にエアコンをOFFにし、送風の状態でしばらく風を送って水分を飛ばすと長持ちする。」と言うモノです。先日ちょっと時間のある時に色々なメカニックや業者さんに聞いてみたのですが、やはり「その方法は意味がある。」との事。もちろん現状で故障してしまっていたら意味はありませんが、新品に交換してから数年以内の方とかだったらやっておいた方が長持ちするのでオススメです。ついでですが、964のフロントトランクの右にあるエアコンの配管も良く凍る事がある(もちろんきちんとエアコンが作動している固体の話です。)ので、見つけたら溶かして拭いてあげたりした方が良さそうです。この方法の確証が取れた事によって、予想通りエアコンを使う時間が短くなってしまいました。基本的にエンジンを停止する前に5分くらい送風にしてやれば水分は飛ぶと思うのですが、私は15分くらいは確実に行っています。エンジン停止前の15分と言ったら、近場だったらスタート地点から自宅まで1回もエアコンを使わない事になります。せっかく新品にしたのですから使わないと意味がありませんし、大切なデータ取りもあるのでちょっと無理矢理気味に使っています。ちなみに本日の日中の最高気温は30度でしたが、まったく問題なく涼しく快適なドライブが楽しめています。何回かテストを行っていますが、30度程度だったら渋滞だろうとどんな状況だろうとまったく問題はありません。問題は「猛暑日」と言われる35度以上の日の日中です。旧エアコンでも普通に使えていたので大丈夫だとは思いますが、気になるのはエアコン吹き出し口の温度です。個人的には13度くらいまでは頑張って欲しいですが、実際は何度になるのかが今から楽しみです!



私は今まで「964以降のポルシェは、エアコンがきちんと作動していれば日本車と同じように効きますよ!」と言う表現を使っていましたが、この「日本車」と言うのは全体的なイメージでありきちんと乗員が涼しく感じられる事を指しています。上記画像はバイク部門で使用しているマツダ・ボンゴブローニイバンのエアコン吹き出し口の温度計なのですが、偶然にもぴんぽると同じような温度になっています。個人的には10度前後の風を受け続けると、受けている部分の感覚が無くなるので充分エアコンとしての機能は果たしていると思います。しかし、ぴんぽるはエアコンすべてを新品交換済みなのに対してボンゴは私のとこに来てからはエアコンに手を付けていませんので、この状態だから同じような温度なのか、それとも本来の能力でこの温度なのかは不明ですので、ボンゴには近日中にエアコンガスクリーニングの実験台となってもらってその結果をまたご案内したいと思います。ちなみに以前私は「ぴんぽるのエアコンをトヨタ・セルシオレベルまで上げられないか?」と言うカスタムを考えた事があります。私の中で「最も快適で信頼性の高い車。」であるセルシオの強力なエアコンをコンバートしようと思ったのですが、「964はきちんと効けば涼しい。」と言う事を知っていたので費用と手間を考えて止めました。今回は違うアプローチで大金もかかりましたが、「腕の感覚が無くなるくらいまで冷える。」レベルの能力を手に入れたぴんぽるは、セルシオにどのくらい近づけたのでしょうか!?答えは下記画像です!


やっぱりセルシオってスゴいですねぇ・・・ちなみにこちらのセルシオは私のお客さんの愛車で2001年モデルです。もちろん極上車をご用意したのですが、それでも17年前の車でこの冷却能力と言うのはレベルの違いを感じます。ちなみに写真の4.8度の風を受けていると、感覚が無くなると言うよりも痛みに近い感じを受けます。このクラスの車になると各席ごとに温度調節が出来るので、自身の好きな温度に設定して後は自動で温度調節をしてもらった方が快適だと思います。薄々感じていましたが、やはり「964はエアコンがきちんと作動していればセルシオと同じくらい効きますよ!」とは言えないようです・・・

カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
ぴんぽる
性別:
男性
職業:
色々です。
趣味:
車、バイク、楽しい事。
自己紹介:
1992年式のポルシェ・911ターボ(964)との毎日をご紹介します。詳しい維持費や仕様、バイク等の話題はホームページの方に掲載しておりますので合わせてご覧下さい。みんカラもやってますのでよかったらリンクからどうぞ!
フリーエリア
最新CM
[12/17 マサ]
[12/03 ぴんぽる]
[12/02 マサ]
[07/12 ぴんぽる]
[07/11 zip speed 好き]
[02/08 ぴんぽる]
[02/08 リカ]
[06/21 ぴんぽる]
[06/21 ぴんぽる]
[06/17 964]
[06/17 964]
[06/15 めろんぱん]
[05/09 ぴんぽる]
[05/09 @まゆみ]
[04/21 ぴんぽる]
[04/21 @まゆみ]
[06/23 ぴんぽる]
[06/21 ゲンポル]
[06/09 ぴんぽる]
[12/31 ぴんぽる]
[12/31 がんエクシージ]
[10/30 ぴんぽる]
[10/26 がんエクシージ]
[10/02 ぴんぽる]
[10/01 brilliant green]
アーカイブ
ブログ内検索
アクセス解析
ぴんぽるブログ Produced by ぴんぽる      Designed by ninja-blog.com
忍者ブログ [PR]