セカンドカーじゃなくて足車。

先日、マニアックなメインカーをお持ちの車友達２人と、「セカンドカーとは何か？」話をしていたのですが、色々と興味深い意見をたくさん聞けました。今まで私の中でのセカンドカーのイメージは、「メインカーよりも手軽に乗れて、メインカー程気を遣わない維持が楽な車。」だったのですが、話をしているうちに「気を遣わず気軽に乗れる車って、足車の事ではないか？」と思うようになりました。現状を考えてみると私のセカンドカーポジションである、ポルシェ・カイエン・ＧＴＳは足車と言う程可動率は高くありません。確かにぴんぽるよりは気も遣わずに気軽に乗れますが、ボディサイズや燃費、維持費を考えると足車と言う程気軽ではないのです。となると、やはり古くて安い軽自動車あたりが足車の候補となるのですが、やはり車好きともなると「足だろうと何だろうと自分好みの車が欲しい。」となるのです。個人的には、ＣＴ２１ＳやＭＣ２１Ｓあたりのスズキ・ワゴンＲあたりが結構オススメだったりします。この年代のワゴンＲであれば３ペダルマニュアルもありますし、簡単なカスタムで見栄えも結構良くなります。古い車ですが、故障しても中古パーツも山盛りありますし、維持はかなり楽な１台と言えるのではないかと思います。まぁ私は既にスバル・ヴィヴィオ・ＲＸ－Ｒを手に入れてしまったので、こちらが足車になるのですが、維持費はぴんぽるやカイエンに比べれば安いので、「足車」と言っても問題は無いと思われます。私のように車にすべてを捧げている人は、セカンドカーでも足車でも何でも好きにすれば良いと思いますが、金銭的な上限や家族関係等で、「維持費が安くて気軽に乗れる足車。」が欲しい方はいくつか気を付けるべきポイントがあると思います。そのポイントとは「イジりたくならない車。」、「故障しにくい車。」、「維持費が安い車。」の３つだと思います。車好きが自分の愛車に「イジりたくならない車。」を選ぶのは至難の業だとは思いますが、せめて「ホイールを変えて車高をちょっと落とすくらいで満足。」と言うレベルの車にすべきだと思います。どこまでもイジるのはメインカーだけにしないと、足車の意味がなくなってしまいます。次に「メインカーよりも故障しにくい車。」ですが、これは結構大切なポイントです。メインカーがマニアックな旧車だったりすると、修理に時間がかかる場合が多いので、その間の移動手段が足車になります。この足車まで壊れる可能性の高い旧車にしてしまうと、メインカーと足車が同時に工場入りしてしまう可能性が高く、移動手段が何も無くなってしまうのです。最後に「維持費の安い車。」ですが、これは前述の２ポイントをきちんと抑えて「イジりたくならない故障の少ない車。」を選べば、自動的に維持費は安くなると思われます。「好きな車を好きなだけ所有したい！」と言うのは、車好き共通の夢ではありますが、現実的にきちんと使える車を選ぶのも大切な事だと思います。

リアルはマズい。

韓国ではニュースにもなっているようですが、起亜・ ソレントと言う車のエンジンオイルにガソリンが混ざるトラブルが発生しているようです。当然ですがエンジンオイルとガソリンが混ざってしまえば、車両火災が発生する確率も高くて非常に危険です。古いヨーロッパ車等では、「帰って来たら給油していないのにガソリンの量が増えていた。」と言う笑い話（ガソリン残量メーターのセンサーがかなりいい加減なため、残量が増えたり減ったりする。）を聞いた事もありますが、リアルで増えるのは非常にマズいです。ちなみに逆に減る事は普通にありますので、そこまで危険と言う程ではない場合が多いです。例えば「エンジンオイルの量が減る。」と言う場合は、エンジンオイルの漏れやパッキン類の劣化等によってガソリンと一緒に燃えてしまっている場合がほとんどです。漏れは量によっては危険ですが、少量の滲み程度であれば「早めに修理をオススメします。」程度の場合が多いです。一緒に燃えてしまっている場合は、ピストンリングやバルブシールの劣化してオイルが一緒に燃えてしまっている場合がほとんどですので、こちらも「早めに修理をオススメします。」と言う感じです。エンジンオイルが一緒に燃えるようになると、マフラーから白煙が出始めますので、白煙が出るようになったら修理を検討した方が良いと思います。

花より車。

ここ数日は桜の花が満開の場所も多く、日本各地でお花見日和となっているみたいです。「世の中の車以外の事にほぼ興味が無い。」と周りに思われている私も、キレイに咲いている桜を見れば「美しいなぁ・・・」と感じるくらいの感性は持ち合わせています。普通の方であれば、上記画像のような場所だと車からしばらく桜を鑑賞したり、お花見気分で飲み物でも飲んでのんびりするのでしょうがそこはさすがの車バカ、花びらがボディに付着するのが気になって速攻で撤退します。以前にも紹介しましたが、花びらや花粉は車の塗装にダメージを与えるため、ボディに付着したら早めに洗い流したいのです。花粉は水と結合するとボディに悪影響を与えるため、濡れていない状態であれば大した事は無いのですが、花びらはボディにくっついてジワジワと塗装を侵食するので、なるべく早く撤去したいのです。そのため、私は桜吹雪の中を通る時は「キレイだなぁ。」と思いながら、風圧で花びらがボディにくっつかないようにアクセル全開です！上記画像を撮影した時も、風が止むのを待ってダッシュで撮影、そしてすぐに撤退と言う、周囲の人からすると「あの人何やってんだ？」状態でした。今年は４月の頭くらいまでが桜の見頃らしいので、そろそろ終わりみたいです。まだ桜を楽しんでいない方は、早めに行かれた方が良いと思います。

本当に選べない２台。

先日発表された日産・フェアレディＺの影響を受けたのか、トヨタ・スープラ（Ａ９０）にも３ペダルマニュアルミッションを搭載するとの情報が出ています。この情報は既にほぼ確定らしく、搭載するグレードも決まっているとか。現時点で入っている情報だと、３０００ｃｃの直列６気筒ターボエンジン搭載の「スープラ・ＲＺ」のみに、マニュアルミッションが設定られるらしいです。価格もフェアレディＺに合わせて来るでしょうし、この２台で悩む方は多そうです。車友達にも「お前が買うならどっち？」と聞かれますが、今回は本当に「どっちでも良い。」と言いたくなります。デザインも性能も価格も、すべての要素が本当に僅差なので、個人的にはどちらを選んでも後悔はしなさそうです。「それでもどっちか選べ！」と言われたら、本当に僅かな差でフェアレディＺでしょうか？理由は簡単で、私が昔フェアレディＺ（Ｓ３０）に乗っていて、新型のデザインがＳ３０を彷彿とさせるので、私ならフェアレディＺを選ぶかもしれないってだけです。ちなみにスープラは、既に色々なアフターパーツが揃っているのも魅力の１つと言えると思います。マフラーやホイール等のベーシックなパーツから、レーシングマシンのようなワイドボディキットまでとんでもない数のパーツが出ているので、買った後の自分の理想の形がイメージしやすいのも良いポイントだと思います。フェアレディＺはパーツが出て来るのはまだ先でしょうし、こう言う部分を含めても非常に選択しにくい２台です。まぁ「車選びは悩んでいる時が１番楽しい！」とも言いますし、ぜひ楽しんで未来の愛車を選んで頂けたらと思います。

なぜかカワイイ。

最近は「アウディはお洒落な高級車。」と言う評価が一般化して来ているらしく、メルセデスベンツやＢＭＷとほぼ同じレベルで扱われる事が多くなった気がします。販売台数はメルセデスベンツ、ＢＭＷ、アウディの順番ですが、この販売台数とは「新規登録台数」でカウントしている事が多く、ディーラーが販売台数を稼ぐために売れてもいない車を登録だけしたりするので、本来の人気を知る参考にはならないと思うので個人的には気にしていません。アウディは先進的なデザインが特徴で、他のメーカーにマネされるくらいに人気（特にフロントグリルが人気。）があります。そんなアウディですが、昔は謎にカワイイ車を造っていたりしました。上記画像はアウディ・スポーツクワトロ・ＲＳ００２と言うラリーカーなのですが、メーカーエンブレム以外にどこにもアウディ要素を感じられません。昔のレースカーっぽいのですが、幅がそこまで広くないのか丸っこくてカワイイ感じになっています。ちなみにスポーツクワトロ・ＲＳ００２は、ＷＲＣのグループＳの最終兵器として投入予定だったマシンなので、デザイン以外は「カワイイ」なんて口が裂けても言えない造りです。搭載されている２１００ｃｃの直列５気筒ターボエンジンは、約７００馬力を誇り車両重量は１０００ｋｇ以下、フルタイム４ＷＤと言うスペックをとなっているそうです。ちないにスポーツクワトロ・ＲＳ００２は、テスト用に数台（２台と言う説と４台と言う説があるみたいです。）のみが造られ、現存するのはアウディトラディション部門が保管している１台だけみたいです。「ドイツのアウディミュージアムに展示されていた事もある。」と言う情報もあったので、運が良ければ実車を見れる事もあるみたいです。いつもの事ですが、今回のスポーツクワトロ・ＲＳ００２に関する情報は、私が独自に調べた情報ですので参考程度にご覧下さい。