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ぴんぽるとの日々です。なるべく更新するようにしてますがたまに更新できない時もあります・・・
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最近マセラティやランドローバー、ボルボ等の新車価格1000万円前後のモデルが、中古車で500万円を下回り始めたせいか「前に憧れていたんだけど、手頃な価格になって来たからチャレンジしようか悩んでいる。」と言う相談を良く聞くようになりました。基本的には「本気で好きならご自由に。」と思っていますが、「もし購入意欲を刺激された理由に、『安い』が入っているなら絶対止めといた方が良い。」と思います。理由は簡単で、「車両本体価格は半額になっていても、トラブルによってはすぐに半額分以上の修理代がかかる。」からです。確かにマセラティ・グラントゥーリズモ等は、個人的にもとても美しい車だと思います(同年代のフェラーリよりも私は好きです。)し、「500万円前後なら頑張りたいかも!」と思う気持ちは解ります。しかし、その車が好きな気持ちが「いくら高額なトラブルが発生しようと、まったくかまわないくらいに好き!」と言うレベルに達していないなら、正直オススメ出来ません。「500万円でカッコイイお洒落な輸入車に乗れる!」程度の気持ちで手を出すと、トラブルが発生した時にとんでもないマイナスを抱えるだけになります。当然ですが中古車業者等は古い輸入車の危険性は知っていますので、故障が発生した輸入車の買取り金額なんてとんでもなく低いです。たまに「500万円で買って、修理代200万円の故障が発生したら300万円で売れば良いや。」等と、夢のような計算をされている方がいますが、300万円で売れる事はほぼ確実にありません。相場が安くなった輸入車には、それなりの理由があると言う事を理解した上で愛車選びをされた方が後悔が無いと思います。

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輸入車に特に多い気がしますが、「ノーマル至上主義」と呼ばれる方がいます。簡単に言うと、「すべてにおいてノーマルが1番!カスタムなんてするモンじゃない!」と言う考えをお持ちの方の事を指すのですが、個人的には「ノーマルの方がヤバい場合もある。」と思っています。簡単な例ですが、ぴんぽる世代のポルシェ・911(964)は、ノーマルだとエンジンの下にアンダーカバーが装備されていました。真偽は不明ですが、このアンダーカバーは当時ライバルだった、ホンダ・NSX(NA1)の静粛性に近付くために装備されていたらしいです。つまり騒音遮断のためのパーツだったため、熱が篭るとかそんな事は考えられてなかったのではないかと思います。もし考えられていたとしても、当時のポルシェは日本の高温多湿な気候の事を気にして開発しているとは思えない造りだったので、日本でこのアンダーカバーがどれだけエンジンに悪いかは想像出来なかったのではないでしょうか?結果、日本の真夏の渋滞等ではエンジンに熱を篭らせ、エンジンに悪影響を与えるパーツとなってしまったのです。ちなみにこのアンダーカバーは少し高さが取られており、オイル漏れが発生しても、しばらくは地面に落ちないような造りになっています。そのため、「実はオイル漏れしているんだけど、漏れていないように見せたい。」と考える、中古車販売業者には大人気なパーツだったりします。もちろん正常な状態でアンダーカバーを装備している固体もあるでしょうが、この年代の911に詳しいお店だと、カバーは外している事が多いです。このように「ノーマルだからと言ってすべてが良いワケではない。」と言えるパーツもあるので、「ノーマルじゃないからダメ!」と思い込んで車を選ぶと、結果的にとんでもない固体を買ってしまう可能性があるのでご注意下さい。



車検等でスピードメーターの速度を計った事がある方は解るかもしれませんが、車種や年式によってスピードメーターの誤差は結構差があります。比較的新しいモデルは、スピードメーターが45km/hくらいを指している時に実測40km/hくらいの車が多く、古いモデルは実測とスピードメーターはほぼ同じ場合が多い気がします。もちろん固体による誤差や、タイヤサイズが変わっている等による誤差もありますが、すべてが純正の状態でもこのような誤差は発生しているのです。これは「スピードオーバーを抑制するために、メーカー側でわざとスピードメーターは速めの速度を指すようになっている。」と言う話を聞いた事がありますが、私のように古い車も新しい車も乗る人間は注意が必要です。古い車に乗った時に「スピードメーターは実測よりも速い速度を示しているんだから、もう少し速度上げても違反にはならないだろう。」等と思ってしまうと、取り締まり等があった場合は違反で捕まる可能性が高くなるのですご注意下さい。



もう何十年前からもそうですが、普通の自動車ユーザーは「広くて大きい車が良い車。」と言う考えをお持ちの方が多いです。現行型の軽自動車を見ていれば良く解りますが、規格サイズ内の目一杯の大きさで造られており、車内空間もとんでもない広さになっています。特筆すべきは全高で、ほとんどのメーカーの主力軽自動車は、規格サイズである2000mm近くまで高さが取られており、このおかげで車内は圧迫感がほとんど無い広大な空間となっています。全高の恩恵は内部空間だけではなく、外見も大きく迫力があるように見えるため、どの自動車メーカーも主力の軽自動車は迫力のあるデザインや素材を使って、ライバルの上を行こうと躍起になっています。そんな状況の中で、私のように「広さは必要最低限あれば充分。それよりも運動性能の高い車が好き。」と言う人間は、一般の方からはまったく理解されません。スバル・ヴィヴィオやスズキ・アルトワークス等に乗っていると、「何でそんな古くて狭い車好きなの?」と言われますが、狭いからこそ軽くて楽しいのです。私からすれば、「何であんなに全高が高くてコーナリングが不安定な車を好むのだろう?」と、一般的な方の好みは解りませんので、ある意味お互い様なのでしょうか?ちなみに私の言う「必要最低限の広さ。」と言うのは、「最適なドライビングポジションを取った時に膝等がどこにも当たらず、休憩時にシートを倒して寝れる広さ。」となります。この条件をギリギリで満たすのが旧規格の軽自動車(スズキ・カプチーノとマツダ・AZ-1を除く。)なため、私はヴィヴィオやアルトワークスを好むのです。たまに「小さいから煽り運転とかされない?」と聞かれますが、私はヴィヴィオやアルトワークスに乗っている時に煽り運転をされた事は1回もありませんし、もしされても大体の車は一瞬で引き離せますので、あまり問題視していません。小さいボディは道幅の狭いエリアでもストレス無く走れますし、燃費や維持費も安いです。「みんなが良いって言うから買った!」と言う買い方で、後から「こんな広くなくても良かった・・・」と後悔する方がたまにいますが、これは「自分が本当に希望しているのは何なのか?」をきちんと考えなかったのが原因です。大きい車と小さい車、本当に自分の希望に合っているのはどちらなのかをきちんと考えて車を選ぶと後悔しなくて済むと思います。



2022年2月に、環境省が「2022年度から自動車排ガス対策地域の指定を順次解除していく方針。」と発表したそうです。「中央環境審議会の小委員会が3月末にまとめる提言を踏まえ、正式に決定する。」との事だったので、まだ完全に決定と言うワケではありませんでしたが、これが解除が実現すれば旧型のディーゼル車の登録が出来る事になります!昔の日産・サファリやトヨタ・ランドクルーザー等のディーゼルモデルが好きな方は、もしかしたらノーマルのまま乗れる日が来るかもしれません!私は既にマツダ・ボンゴブローニイバンと、トヨタ・ハイエースコミューターを使っているので検討はしませんが、もしこの2台が無かったらメルセデスベンツ・トランスポーターの導入を考えていたかもしれません。旧型ディーゼルエンジンを搭載した趣味車は結構多いので、これは車好きにとってもかなり嬉しいニュースではないかと思います。しかし「国の基準を満たす水準まで大気環境が改善し、今後は電気自動車の普及も見込まれるのでこの規制は役割を終えた。」と環境省のコメントがありましたが、個人的には「解除するって言う選択があるんだ?」とちょっと驚きました。基本的にこの手の規制は、1回作られたらずっとそのままと言うイメージがあったので、嬉しい反面ちょっと意外でした。

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色々です。
趣味:
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自己紹介:
1992年式のポルシェ・911ターボ(964)との毎日をご紹介します。詳しい維持費や仕様、バイク等の話題はホームページの方に掲載しておりますので合わせてご覧下さい。みんカラもやってますのでよかったらリンクからどうぞ!
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