私には解らない。

ご存知のようにスポーツカーや旧車と言った、「乗り心地や快適性が無視された車。」が大好きな私は、高級ビッグセダンや高級サルーンと言った車の所有歴がありません。仕事の関係で何週間か乗っていた事はありますが、あくまで「仕事の関係で入って来たから足車として乗っていた。」と言う程度です。そんな私からするとこの類の車を選ぶ時に、「○○はライバルに比べて足回りがしなやかで加速も滑らかだから快適。」等と、細かい違いが解る方がスゴいと思います。忘れている車もあるかもしれませんが、今までにしばらく乗った事があるのはジャガー・ＸＪ（Ｘ３００）、メルセデスベンツ・Ｓ５００（Ｗ２２０）、レクサス・ＧＳ３５０（ＧＲＳ１９１）、トヨタ・クラウン・ロイヤルサルーン（ＧＲＳ１８２）、日産・フーガ・３５０ＧＴ・スポーツパッケージ（ＰＹ５０）くらいです。輸入車も日本車も乗りましたが、どの車も間違いなく高級セダン、または高級サルーンと言える車種だと思います。このように色々な快適な車に乗った結果思ったのは、「私には快適さの違いが解らない。」と言う事です。もちろんすべて違うメーカー（レクサスとトヨタは微妙に同じな感じでしたが・・・）ですので、雰囲気や乗り心地、ハンドリングやサスペンションの硬さ等、違う部分は多々ありましたが、総じて「どの車もとんでもないレベルで快適！」としか思いませんでした。もちろん年式も違うので、新しいモデルは現代の快適装備が盛りだくさんですが、それでも古いモデルに比べてそこまで違いがあるとは思いませんでした。「古い車やスポーツモデルに乗り過ぎて、普通の車は全部快適に感じる。」と言うのが良いのか悪いのかは知りませんが、個人的にはどの車に乗っても快適に感じる事は幸せではないかと思います。

首都高速を攻略する。

私が初めて首都高速に乗ったのは、先輩に連れて行ってもらった時だったと思います。確か私は当時２１歳とかで、日産・スカイラインＧＴ－Ｒ（Ｒ３４）が愛車でした。先輩から「Ｃ１って書いてある方向に走って行けば、ずっとグルグル周回してドライブ出来る。」と言われ、一緒に首都高速を走ってもらった記憶があります。その後も個人的なドライブや、仕事を始めてからは車のチェックや新しく組んだ部品の慣らし等で首都高速を使っていましたが、最近になって「考えてみたらきちんと方向とか気にした事無い！」と言う事に気が付きました。今までは「Ｃ１とＣ２、湾岸線に入ったら大黒ＰＡから戻って来る。」くらいのイメージだけで、ほとんど看板とか気にしてなかったのです！「レインボーブリッジ行けば芝浦ＰＡ、湾岸から入ってすぐは辰巳ＰＡ。」くらいは何となく解っていた（実はレインボーブリッジとベイブリッジの違いもアヤシイです・・・）のですが、ジャンクション等はほぼ知らないまま来てしまいました。ちなみに首都高速の名前と記号（湾岸線なら「Ｂ」って表示されてるヤツ。）もほとんど知らなかったです。最近は仕事のお客さんとツーリングに行く事も増えて来たので、そろそろ本気で首都高速を攻略してみようと思います！

本当に必要？

ある車友達から購入車の相談を受けていたのですが、ちょっと不思議な条件を聞きました。本人の希望は、「走りが楽しくてマニュアル車、維持費を安くしたいのでホンダ・Ｓ６６０を考えている。」との事。「確かにＳ６６０も２００万円切っている固体も出始めたし、面白い選択かも？」と思っていたのですが、予算を聞いて愕然としました。何と、この友達の検討しているＳ６６０は５００万円近い固体だったのです！Ｓ６６０は生産終了がアナウンスされてから相場が上がっているとは聞いていましたが、５００万円とは驚きでした。そこで疑問に思ったのが、「５００万円の車の購入を考えている人が『維持費が安いから軽自動車。』って悩む必要あるのか？」と言う事です。確かに車の維持費は安ければ安い程嬉しいのは事実ですが、軽自動車と１０００ｃｃの小型車の維持費は、毎月３０００円以下の差（以前個人的に勝手に計算した数値ですのであくまで参考程度にお考え下さい。）です。もちろん「Ｓ６６０が大好きで、この車以外はいらない！」と言うくらい好きなら良いのですが、「維持費を安くしたいから軽自動車。」と言う理由だけで、他の車を検討しないのはもったいない気がしました。私もヒマ潰しで「５００万円以下のマニュアル車で２０００年までのモデル。」で検索したら、色々と欲しくなる車がたくさん出て来ました！しかし、楽しそうなマニュアル車って本当に高くなりましたね・・・

セカンドカーじゃなくて足車。

先日、マニアックなメインカーをお持ちの車友達２人と、「セカンドカーとは何か？」話をしていたのですが、色々と興味深い意見をたくさん聞けました。今まで私の中でのセカンドカーのイメージは、「メインカーよりも手軽に乗れて、メインカー程気を遣わない維持が楽な車。」だったのですが、話をしているうちに「気を遣わず気軽に乗れる車って、足車の事ではないか？」と思うようになりました。現状を考えてみると私のセカンドカーポジションである、ポルシェ・カイエン・ＧＴＳは足車と言う程可動率は高くありません。確かにぴんぽるよりは気も遣わずに気軽に乗れますが、ボディサイズや燃費、維持費を考えると足車と言う程気軽ではないのです。となると、やはり古くて安い軽自動車あたりが足車の候補となるのですが、やはり車好きともなると「足だろうと何だろうと自分好みの車が欲しい。」となるのです。個人的には、ＣＴ２１ＳやＭＣ２１Ｓあたりのスズキ・ワゴンＲあたりが結構オススメだったりします。この年代のワゴンＲであれば３ペダルマニュアルもありますし、簡単なカスタムで見栄えも結構良くなります。古い車ですが、故障しても中古パーツも山盛りありますし、維持はかなり楽な１台と言えるのではないかと思います。まぁ私は既にスバル・ヴィヴィオ・ＲＸ－Ｒを手に入れてしまったので、こちらが足車になるのですが、維持費はぴんぽるやカイエンに比べれば安いので、「足車」と言っても問題は無いと思われます。私のように車にすべてを捧げている人は、セカンドカーでも足車でも何でも好きにすれば良いと思いますが、金銭的な上限や家族関係等で、「維持費が安くて気軽に乗れる足車。」が欲しい方はいくつか気を付けるべきポイントがあると思います。そのポイントとは「イジりたくならない車。」、「故障しにくい車。」、「維持費が安い車。」の３つだと思います。車好きが自分の愛車に「イジりたくならない車。」を選ぶのは至難の業だとは思いますが、せめて「ホイールを変えて車高をちょっと落とすくらいで満足。」と言うレベルの車にすべきだと思います。どこまでもイジるのはメインカーだけにしないと、足車の意味がなくなってしまいます。次に「メインカーよりも故障しにくい車。」ですが、これは結構大切なポイントです。メインカーがマニアックな旧車だったりすると、修理に時間がかかる場合が多いので、その間の移動手段が足車になります。この足車まで壊れる可能性の高い旧車にしてしまうと、メインカーと足車が同時に工場入りしてしまう可能性が高く、移動手段が何も無くなってしまうのです。最後に「維持費の安い車。」ですが、これは前述の２ポイントをきちんと抑えて「イジりたくならない故障の少ない車。」を選べば、自動的に維持費は安くなると思われます。「好きな車を好きなだけ所有したい！」と言うのは、車好き共通の夢ではありますが、現実的にきちんと使える車を選ぶのも大切な事だと思います。

リアルはマズい。

韓国ではニュースにもなっているようですが、起亜・ ソレントと言う車のエンジンオイルにガソリンが混ざるトラブルが発生しているようです。当然ですがエンジンオイルとガソリンが混ざってしまえば、車両火災が発生する確率も高くて非常に危険です。古いヨーロッパ車等では、「帰って来たら給油していないのにガソリンの量が増えていた。」と言う笑い話（ガソリン残量メーターのセンサーがかなりいい加減なため、残量が増えたり減ったりする。）を聞いた事もありますが、リアルで増えるのは非常にマズいです。ちなみに逆に減る事は普通にありますので、そこまで危険と言う程ではない場合が多いです。例えば「エンジンオイルの量が減る。」と言う場合は、エンジンオイルの漏れやパッキン類の劣化等によってガソリンと一緒に燃えてしまっている場合がほとんどです。漏れは量によっては危険ですが、少量の滲み程度であれば「早めに修理をオススメします。」程度の場合が多いです。一緒に燃えてしまっている場合は、ピストンリングやバルブシールの劣化してオイルが一緒に燃えてしまっている場合がほとんどですので、こちらも「早めに修理をオススメします。」と言う感じです。エンジンオイルが一緒に燃えるようになると、マフラーから白煙が出始めますので、白煙が出るようになったら修理を検討した方が良いと思います。