売るか？売らないか？

先週、突然結構久し振りな友達から連絡があり、「ちょっと相談したい事があるから時間作ってくれない？」といわれたので、昨日相談に乗って来ました。その相談の内容とは「今乗っているジャガー・エクスクルーシブ（Ｘ３００）を売りたいから欲しい人探してくれない？」と言うモノでした。「探すのは別にかまわないんだけれども、何で私に声かけたの？」と聞くと「自分の回りの人間で、ダントツ１位で車を愛しちゃっている人だから。」と言う嬉しいような微妙な答えを頂きました。「ちなみにいくら位で売りたいの？買取店とかに出してみた？」と聞くと「思い出もたくさんあるし、本当に気に入っているので業者間で利益のために売り買いされるのはイヤだ。値段は安くでもかまわないから本当にこの車を好きで大切にしてくれる人に乗ってもらいたい。」と言う事でした。車を実際に見せてもらったのですが、これがまた新車のようなコンディションでした！メンテナンスもきちんとしてあり、ボディも内装の状態も最高なので思わず「ここまで愛情注いで乗っていたのに本当に売っていいの？ここまで程度良いモノってお金出せば見つかるって話じゃないよ？って言うか私が欲しい！！」と言ったら、「やっぱりそうかなぁ・・・散々考えて出した結論なんだけどまた迷う。余計な事言ってくれるね！」との返答が。「その前に何で売ろうと思ったの？維持費が高いとかって言う理由じゃないだろ？」と聞くと「維持費はまったく問題ないと言うかかからない。ただ、最高の状態なのになかなか乗れないので車に対して申し訳ない。」と言う理由でした。「ここまできちんと手入れて乗っているんだから申し訳ないも何もないでしょ。そこまで気に入っているなら乗り続けた方が良いと思うけど？」と言うと「やっぱりそうか・・・って言うかちょっと場所変えてゆっくり話しよう。」と言い出したので近くのショットバーへ。２杯目位の時点で友達は「やっぱり売らない！ありがとう！相談して良かったよ！」と決意したようでした。その後はお互いアツく車について語っていたのですが、気が付いたら朝になっていました。車好きと酒を飲む時は時間にかなり余裕を持たないといけないと言う事を思い出させてくれた１日でした。